2013 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
24730318
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Research Institution | Hiroshima University |
Principal Investigator |
江 向華 広島大学, 社会(科)学研究科, 助教 (60582393)
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Keywords | 国際比較研究 |
Research Abstract |
平成25年度は、平成24年度に構築した分析の枠組みに基づいて中国大手製造業に対してインタビュー調査と資料収集を実施した。調査先は、山東省の大手製造業であるハイアール社、ハイセンス社と青島ビール社である。具体的には、研究協力者である中国青島大学の楊先生の協力を得て、山東省にある大手製造業に対して繰り返してインタビュー調査を行った。深堀するため、1社に対しては複数回にわたってインタビュー調査を実施した。また、平成24年度に構築した分析の枠組みやこれまでに行ってきた調査に基づいて、中国大手製造業の成長過程を分析し、論文にまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成24年度と平成25年度は、先行研究のレビューや分析枠組みの構築、それに基づいたインタビュー調査はほぼ順調に終わった。今後は、補足的に調査を実施し、本や論文にまとめる運びであり、おおむね順調に進呈していると言える。
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Strategy for Future Research Activity |
今後の研究の推進方策としては、研究成果の発表に重点を置いて進めていきたいと考えている。具体的には、補足調査をしながら、これまで構築した理論の枠組みとインタビュー調査や資料調査に基づいて論文や本にまとめるとともに、積極的に学会で発表する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
論文のまとめに集中したため、予定したインタビュー調査を一部しか実施できなかったため。 次年度に必要であるのは、国内外の調査旅費、学会への参加・報告費用、業界資料の購入費用などである。
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Research Products
(1 results)