2016 Fiscal Year Annual Research Report
Development of design learning tool kit focusing on visual communication skills in global society
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24730748
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| Research Institution | Senshu University |
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Principal Investigator |
上平 崇仁 専修大学, ネットワーク情報学部, 教授 (20339807)
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| Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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| Keywords | 情報デザイン / 参加型デザイン / コミュニケーションデザイン / 共創 / デザイン教育 / 視覚伝達 |
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| Outline of Annual Research Achievements |
本研究では，グローバル化する今後の人々のための重要なコミュニケーション手段として，言語の制約を超える視覚伝達に焦点をあてたデザイン学習ツールキットの開発を行った．
1）考察の結果，異言語／異文化間において重要なのは精度の高い情報伝達ではなく，異なる知見を持ち寄った相互作用・協業であるという結論に達し，それを支援するための「生産的なコミュニケーションを生み出す道具づくり」に焦点を当て，理論化を行った．
2）アナログな紙ベースのデザイン学習ツール計8点の試作・開発・ワークショップを行った．IA Learning Kit / サービススケッチツール / タイプフェイス神経衰弱 / カードソーティングゲーム / デザインなぞなぞ / Diagram Vocabulary Catalog / リビングラボゲーム / ダイアログゲーム，である．うち5点はインターネットでの公開を行い，利用者が自分でダウンロードし印刷することで無料で利用することができる．さまざまな教育機関，企業，勉強会において多くの人々によって利用された．
3) デジタルなWebベースのデザイン学習ツール計2点の開発・運用・ワークショップを行った．利用者が自分で視覚言語を組み合わせてデザインできるビジュアルサイン作成ツール「PixC」と，みんなで街のデザイン事例を蒐集し共有するオンライン画像共有ツールVisual Exchangeである．ワークショップにおいて中学生から社会人まで幅広い年代の人々が利用することができた．
これらのツールキット開発と普及活動を通して，身近に専門家が少ない環境でも道具によって人々の中に関心が生まれ，そこから学習を支援するきっかけをつくることができることがわかった．
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Research Products
(4 results)
