2015 Fiscal Year Research-status Report
アジア・アフリカの多言語地域における生活と数学をつなぐ授業からのカリキュラム開発
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24730750
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Research Institution | Tokyo Future University |
Principal Investigator |
中和 渚 東京未来大学, こども心理学部, 講師 (00610718)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | カリキュラム開発 / 数学教育 / 授業研究 / ザンビア共和国 / かけ算 / 数の認識 / 国際教育協力 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成27年度はザンビア共和国においてカリキュラム開発を目指すための授業研究の調査についての成果を発表した。国際学会で2回の論文発表(査読付き)を行うことができた。また、この調査とも関連して、調査で明らかになったこどもたちの数学における半具体物の認識にたいする問いに答えるために、こどもたちの数の認識について12月末ー1月にかけて現地調査を実施した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
ザンビアに関しては順調に調査を行い成果を発表することができている。
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Strategy for Future Research Activity |
ザンビアの調査結果の分析を行い、成果を発表する。また可能であれば現地調査をあと1回行い、調査の枠組みをザンビアの文脈に合うようにさらに精緻化して大人数を対象にして調査を実施したい。
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Causes of Carryover |
2013年12月から2014年12月まで育休を取得していたため、研究を一時中断した。またそのために研究期間を延長した。これらのことから、研究内容についても変更せざるを得ず、また使用額にも変更が生じた。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
2016年度に関しては海外での現地調査をさらに1回行って成果をまとめていきたい。
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