2012 Fiscal Year Research-status Report
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24791018
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Research Institution | Clinical Research Center for Allergy and Rheumatology, National Hospital Organization, Sagamihara National Hospital |
Principal Investigator |
橋本 篤 独立行政法人国立病院機構(相模原病院臨床研究センター), リウマチ科, 医長 (50327376)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2014-03-31
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Keywords | HLA / 遺伝子解析 |
Research Abstract |
国立病院機構相模原病院の他に現在までに25施設の倫理委員会によって承認されている。RA患者で本研究への同意が得られた患者から末梢静脈血約7mLを採取し、DNAを抽出した。これまでに都立駒込病院・横浜南共済病院・都立多摩総合医療センター・帝京大学内科・北里大学・国立病院機構九州医療センター・国立病院機構姫路医療センター・国立病院機構盛岡病院・横浜市立大学付属市民総合医療センター等からRA患者約950 例のゲノムDNAを収集済みである。ILDの合併の有無については、胸部HRCT所見から我々がこれまでに作成した評価基準(Sagamihara Criteria)に基づいて評価を行った。抽出されたゲノムDNA からHLAのタイピングを行った。ILD合併RA129例とILD非合併RA321例を比較した結果より、HLA-DR2がILDと関連することが明らかになった。また、メトトレキサートによる薬剤誘発性ILDの既往のあるRA 55例と薬剤誘発性ILDを起こしていないRA709例で関連解析を行った。メトトレキサート単独投与または生物製剤との併用中に発症した薬剤誘発性ILDは、HLA-A*31:01と関連した。今後はreplication studyのために検体を収集し、収集したゲノムDNA検体についてHLAのタイピングを行い、関連解析を行う。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
これまでに本課題は25施設の倫理委員会によって承認されている。都立駒込病院・横浜南共済病院・都立多摩総合医療センター・帝京大学内科・北里大学・国立病院機構九州医療センター・国立病院機構姫路医療センター・国立病院機構盛岡病院・横浜市立大学付属市民総合医療センター等からRA患者約950 例のゲノムDNAを収集し、HLAタイピングを行った。CT所見によるILD評価・喫煙歴・薬剤性肺炎歴・粉塵曝露歴等の臨床情報を収集した。その解析の結果、HLA-DR2とILDの関連を明らかにした。また、メトトレキサート単独投与または生物製剤との併用中に発症した薬剤誘発性ILDは、HLA-A*31:01と関連していた。今後はreplication studyが必要になるので、そのために検体をさらに収集し、HLAのタイピングと関連解析を行う。
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Strategy for Future Research Activity |
これまでの解析により、 HLA-DR2とILDの関連を明らかにした。また、メトトレキサート単独投与または生物製剤との併用中に発症した薬剤誘発性ILDは、HLA-A*31:01と関連していた。今後はreplication studyのために検体をさらに収集し、収集したゲノムDNA検体についてHLAのタイピングを行い、関連解析を行う予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
「該当なし」
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Research Products
(9 results)