2012 Fiscal Year Research-status Report
外来化学療法を行う大腸がん術後患者のマネジメント能力を高めるケア基準の開発
Project/Area Number |
24792470
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Research Category |
Grant-in-Aid for Young Scientists (B)
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Research Institution | Kanazawa Medical University |
Principal Investigator |
北村 佳子 金沢医科大学, 看護学部, 助教 (20454233)
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Project Period (FY) |
2012-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | 外来化学療法 / 消化器癌患者 / セルフマネジメント / QOL / 自己効力感 |
Research Abstract |
本研究の目的は、大腸がん患者は、手術に伴う機能変化に対する調整だけでなく、化学療法に対する調整も必要になる。つまり、症状を含む生活全般をマネジメントする能力が大腸がん術後患者には必要となる。看護者は外来化学療法中のがん患者を総じて捉え、自己効力感やQOLに関する実態調査はあるが、マネジメント能力に着眼しそれらとの関係を明らかにした研究はない。それが明らかになれば看護によって彼らのマネジメント能力を高めることができ、自己効力感・QOLの向上につながると考えた。 本年度は、マネジメント力、自己効力感、QOLを調査し、その関係を明らかにする。 現在の進捗状況は、外来化学療法を受けている消化器癌患者89名の情報収集が終了しており、同時に分析を行っている。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
対象者数を120名と設定している中、予定していた数が得られず、残り30名分のデータ収集が終了していない。そのため、論文にまとめる作業に至らず、計上していた会議費や英文翻訳代を翌年度に繰り越すこととなった。
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Strategy for Future Research Activity |
平成25年9月までに残り30名のデータ収集を終了させ、分析し論文にまとめる。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
平成25年度の研究計画を次の通り変更する。 国内旅費(学会発表、癌チーム医療や統計ソフトに関する講習会受講のため)を旅費180千円から300千円追加し、480千円に変更する。また、その他に英文翻訳料として30千円を追加し、210千円に変更する。
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