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2013 Fiscal Year Research-status Report

要介護認定の発生リスクが高い高齢者の選出方法の開発

Research Project

Project/Area Number 24792606
Research InstitutionKurume University

Principal Investigator

椛 勇三郎  久留米大学, 医学部, 講師 (30368964)

Keywords公衆衛生看護学 / 介護予防 / スクリーニング
Research Abstract

本研究は、全国で利用されている基本チェックリスト(要介護状態に移行する可能性が高い高齢者を把握する調査票)の返信・未返信状況および回答状況・未回答状況、性別、年齢、家族構成のデータを利用して、要介護認定の発生リスクが高い高齢者の選出アルゴリズムを開発することが目的である。その目的を達成するために、研究協力自治体のもと、2012年4月1日時点において要介護認定を受けていない65歳以上の高齢者を抽出し、調査日(基本チェックリスト配布日)までに死亡・転出、要介護認定を受けた者を除いた約5万人の追跡調査を行っている。本年度は下記のことを実施した。
1.基本チェックリストの返信者および未返信者を含む53,873人のデータ入力(基本チェックリスト返信の有無、性別、生年月日、返信者の基本チェックリスト25項目、要介護認定年月日、要介護認定区分、要介護認定有効期間開始年月日、受給者取消年月日、転出・死亡年月日など)とその確認作業を実施した。
2.データのクリーニング・加工作業を行った。また、年齢やBMI、各対象者の基本チェックリストの「該当あり」データの合計数および「未回答・誤記入」データの合計数などの連続データは、要介護認定発生との非線形関係が予測されたため、要介護認定発生の有無別にそれぞれ5分位、10分位にカテゴリー化した変数を新たに作成した。
3.コード表およびデータ解析用データベースを作成した。
今後はロジスティックモデル、ROC解析、CART、ランダムフォレストを適用して、データ解析を進める予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

データの入力確認作業などに想定以上に時間を要したため、データ解析結果の報告までできなかった。

Strategy for Future Research Activity

平成26年4-9月には要介護認定発生と基本チェックリストの未返送・未回答データなどのデータ分析を行い、結果を報告する。
平成26年10-3月には要介護認定の発生リスクの高い高齢者の選出アルゴリズムをデータマイニング手法を用いて作成し、その結果を報告する。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

平成25年度はデータ入力費用などの人件費・謝金が不要となったため、当該助成金が生じた。
平成26年度は本研究結果の第1次報告を論文として報告する予定であるため、その諸費用(別刷、報告書作成費用、翻訳など)に充てる予定である。

URL: 

Published: 2015-05-28  

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