2024 Fiscal Year Research-status Report
Promoting links between Year 3-12 English literacy education in Japan: Genre perspective from systemic functional linguistics
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24K04065
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| Research Institution | Kyoto Tachibana University |
Principal Investigator |
大澤 康二 京都橘大学, 国際英語学部, 助教D (00908452)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2027-03-31
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| Keywords | 選択体系機能言語学 / ジャンル / L2ライティング教育 / 教科書分析 / L2リテラシー教育 |
| Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、日本の小・中・高等学校で使用されている英語教科書におけるリーディングおよびライティング・タスクをジャンルの観点から検証し、学校種間におけるタスクの系統性を明らかにすることである。本研究の独自性は、以下の2点にある。第一に、これまで日本の小・中・高等学校で使用される英語教科書に含まれるリーディングおよびライティング・タスクを、ジャンルの視点から縦断的かつ系統的に検証した先行研究は存在しない。第二に、英語が外国語として教授される(EFL) 環境において、ジャンルの観点から教科書を縦断的に分析した研究自体が少なく、国際的にも高い独自性を有する。
2024年度には、小学校英語教科書に含まれるリーディングおよびライティング・タスクをジャンルの概念に基づいて分析した。その結果、リーディング・タスクにおいては「情報共有」「再話」「報告」のジャンルが多くを占めることが明らかになった。しかしながら、使用教科書によって学習者が経験するジャンルの種類には大きな差異が見られた。一方、ライティング・タスクでは「物語」「情報共有」「再話」のジャンルが中心であったが、リーディング・タスクとライティング・タスクとの間には、ジャンルの観点から密接な接続性は確認されなかった。
これらの成果は、2025年3月に開催された ACEID2025 [国際学会]において発表した。本研究は、EFL環境下の小学校英語教科書に含まれるリーディングおよびライティング・タスクをジャンルの観点から分析した初めての研究であり、第二言語リテラシー教育分野への重要な貢献が期待される。また、今後、小・中・高等学校の読み書きタスク間の接続性を検討する上での基盤的研究として位置付けられる。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
当初は、2024年度に高等学校で使用されている英語教科書の分析を実施する予定であった。しかし、同年度時点では高等学校における教科書の採択状況を確認できなかったため、計画を変更し、2025年度に予定していた小学校教科書の分析を先行して実施した。小学校教科書の分析結果については、2025年3月に開催された“The 11th Asian Conference on Education & International Development (ACEID2025)”[国際学会]において、“Reading and writing tasks in EFL primary school textbooks: From the perspective of genres of schooling”というタイトルで口頭発表を行った。現在、この内容を基にした論文を執筆中である。さらに、2025年3月からは、高等学校英語教科書の分析にも着手している。
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| Strategy for Future Research Activity |
2025年度は、まず小学校で使用されている英語教科書のジャンル分析結果を論文として投稿する予定である。次に、高等学校で使用されている英語教科書の分析を完了させ、その成果を口頭発表し、論文化に着手する計画である。最終的には、小・中・高等学校で使用されている英語教科書の分析結果を基に、学校種間におけるタスクの系統性を明らかにすることを目指す。
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| Causes of Carryover |
2024年度に予定していた高等学校英語教科書の採択状況の確認が、年度内に完了できなかったため、関連調査旅費を次年度に繰り越すこととなった。2025年度は、すでに採択状況が確認できているため、当初計画通り高等学校英語教科書の分析を実施し、関連する資料収集、データ整理、分析、学会参加、論文校正費用として速やかに使用する予定である。
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