2024 Fiscal Year Annual Research Report
ヘパラナーゼ制御によるhot tumor誘導と新規がん複合免疫療法の創出
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24K10287
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| Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
尾崎 領彦 徳島大学, 病院, 助教 (70991561)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
三橋 惇志 徳島大学, 大学院医歯薬学研究部(医学域), 特任講師 (00833732)
荻野 広和 徳島大学, 病院, 講師 (20745294)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2025-03-31
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| Keywords | ヘパラナーゼ1/2 / 腫瘍細胞 / 免疫細胞 / 免疫微小環境 |
| Outline of Annual Research Achievements |
当院における肺がん外科的切除臨床組織検体100例において、Hpse1およびHpse2発現の免疫組織学的検討を行った。腫瘍組織全体の発現強度を評価し、同様に腫瘍細胞や血球細胞のそれぞれに発現するヘパラナーゼについても個別に定量評価を行い、その発現と疾患予後との関係性について解析を行った。あわせて、CD8 T細胞やTreg、マクロファージなど腫瘍進展に強く関連する血球細胞の腫瘍内浸潤と、組織におけるヘパラナーゼ発現の関係性について免疫組織学的評価を行った。 シングルセルRNA-seqによるヘパラナーゼ発現腫瘍内免疫細胞分画の同定について、肺がん外科的切除臨床組織検体を用いて、事前解析内容にさらに症例を追加し、腫瘍内CD45陽性血球系細胞でHpse1及びHpse2を発現する分画の同定と、その動態について検討した。事前解析において、Hpse1が腫瘍内マクロファージにおける一部の分画で高発現している可能性が示唆されており、サブクラスタ解析にて発現分画の詳細な同定を行った。 一方で、マウスモデルにおけるヘパラナーゼ阻害剤の免疫微小環境への影響の評価を行い、マウス肺がん及び悪性胸膜中皮腫細胞株を免疫機能の保たれたマウスに皮下移植し、市場にて購入可能であるヘパラナーゼ阻害剤の抗腫瘍効果と、CD8 T細胞、Treg、マクロファージ等の腫瘍内免疫細胞浸潤への影響を免疫組織学的検討およびフローサイトメトリー法にて評価を行った。 免疫チェックポイント阻害剤治療効果におけるヘパラナーゼ機能の解析についても、検討を行い、マウス腫瘍皮下移植モデルにおいて、抗PD-L1抗体にヘパラナーゼ阻害剤を併用することで、抗腫瘍効果及び免疫細胞集積への影響を評価した。
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