2024 Fiscal Year Research-status Report
がん患者の呼吸困難感緩和ケアプログラムの開発と臨床適応
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24K13723
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| Research Institution | Gunma Prefectural College of Health Sciences |
Principal Investigator |
橋本 晴美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 准教授 (20404923)
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| Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
神田 清子 新潟県立看護大学, 看護学部, 教授 (40134291)
広瀬 規代美 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 教授 (80258889)
京田 亜由美 群馬大学, 大学院保健学研究科, 准教授 (00803751)
浅見 優子 群馬県立県民健康科学大学, 看護学部, 講師 (50774345)
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| Project Period (FY) |
2024-04-01 – 2028-03-31
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| Keywords | がん / 呼吸困難感 / 支援プログラム |
| Outline of Annual Research Achievements |
がん患者にみられる呼吸困難感の症状は多側面に及ぶ苦痛をもたらし緩和が困難とされる症状の一つである。この呼吸困難感に対する症状緩和のための治療や効果的なケア方法の確立やその普及が求められているが未だ途上の課題が残されたままである。本研究は、そのようながん患者にみられる呼吸困難感の症状に対し多面的評価結果に基づいた包括的な緩和ケアを提供するための支援プログラムモデルを作成することを目指している。また、支援プログラムを看護師に教育・普及することで看護師によるケア提供を促進し、臨床現場における呼吸困難感を抱えるがん患者の支援全体の質向上へ貢献することを目指すものである。今年度は第一段階として、支援プログラムの作成に着手した。「がん患者の呼吸困難感に影響する要因」の分析結果をもとに、呼吸困難感と関連が強い影響要因に対する症状緩和ケアや教育的支援等によるケア介入の構成を検討し、さらに文献レビューに基づく検討結果も反映した支援モデルの素案の作成を進めている。今後は倫理審査受審を経て調査開始に向けた準備を進めていく計画である。支援プログラムを適応する以前の呼吸困難感を抱えるがん患者に対する支援に関する臨床状況についての把握を目的としたベースライン調査に入れるよう協力施設の検討および打診と各施設における調査環境や関係協力者の調整等を図っていく予定である。看護師によるがん患者への支援実態等に関する調査を今後予定しており、そのための質問紙等の作成や調査に伴う準備等、引き続き継続して取り組む計画である。
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| Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
本研究課題の初期構想段階から研究開始までに時間を要したため、先行研究や関連文献の文献レビューによる研究動向の把握と本研究計画の見直しがあらためて必要となった。これにより支援プログラム構想の具体化の段階と、調査に向けた質問紙等の作成および調査の実施準備、倫理審査受審等について当初計画の通り進めることができず遅延が生じた。
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| Strategy for Future Research Activity |
今後は、支援プログラム試案の作成および倫理審査を経て支援プログラムの試案を適応する以前のベースライン調査に入れるよう調査方法および協力施設の検討と各施設における調査環境や研究協力者の調整等を図っていく予定である。プログラム作成と並行して倫理審査受審申請および調査実施に向けた準備等を進めていけるよう全体のタイムスケジュールの軌道修正を図りつつ研究計画を推進する。
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| Causes of Carryover |
研究計画に遅延が生じたため開始当初予定した使用額の運用についても見直しが必要となった。昨年度に予定した経費運用計画に修正を加えて計上し、次年度以降に繰り越して執行する予定とする。
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