2017 Fiscal Year Annual Research Report
A Study on the Ancient Japanese Manuscripts of Chinese Classical Books
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25244015
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
高田 時雄 京都大学, 人文科学研究所, 名誉教授 (60150249)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
玄 幸子 関西大学, 外国語学部, 教授 (00282963)
道坂 昭廣 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (20209795)
藤井 律之 京都大学, 人文科学研究所, 助教 (50335238)
田良島 哲 独立行政法人国立文化財機構東京国立博物館, 学芸企画部, 課長 (60370996)
高橋 智 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (80216720)
永田 知之 京都大学, 人文科学研究所, 准教授 (80402808)
安岡 孝一 京都大学, 人文科学研究所, 教授 (20230211)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 写本学 / 日本古写本 / 中国典籍 |
Outline of Annual Research Achievements |
本年度の調査は、2018年1月30日に、研究分担者全員参加のかたちで東京国立博物館において国宝、重文の写本に対する熟覧調査を行い、中国から復旦大学歴史学系の余欣教授及び大学院学生2名もオブザーバー参加した。また分担者各人が個別に九州国立博物館(藤井)、秋田県中央図書館(玄)、愛知県一宮市木村家(高橋)、南京大学(道坂)、同志社大学(道坂)、石川武美記念図書館(道坂)などで写本調査を行った。 研究成果の発信については、2017年12月3日に、高田をはじめ、研究分担者の永田、道坂、藤井、高橋、玄、田良島の全員が復旦大学(中国上海市)において日本所蔵古写本に関するワークショップを開催し、中国の研究者と意見交換を行った。當日の發表はすべて中国語で行われ、その題目は永田知之「京都的中國學家及其中國典籍日本古寫本研究」、道坂昭廣「王勃集佚文和王勃文學」、藤井律之「東京國立博物館藏淮南子兵略訓小考」、高橋智「關於南北朝期(14 世紀)寫本《論語集解》」、玄幸子「關於市立米澤圖書館所藏《困學紀聞》20 卷」、田良島哲「見於古筆手鑑的漢籍古寫本」、高田時雄「日本古代寫本是否存在過旋風裝?」であった。これら発表論文の日本語要旨はニューズレターの第四号に掲載され、その電子版はhttp://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~takata/Kaken/NO2.pdfで見ることができる。また高田、永田が『敦煌寫本研究年報』に成果論文を公刊したほか、分担者もそれぞれ『日本古写経研究所研究紀要』等に論文を発表した。 また中國典籍日本古寫本データベース(β版)を暫定的にhttp://www.zinbun.kyoto-u.ac.jp/~takata/Kaken/takatadbとして公開した。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(15 results)