2015 Fiscal Year Annual Research Report
Project/Area Number |
25245026
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
飯田 敬輔 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00316895)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
久保 文明 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00126046)
苅部 直 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00261941)
鈴木 基史 京都大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00278780)
平野 聡 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (00361460)
中山 俊宏 慶應義塾大学, 総合政策学部, 教授 (60439560)
高原 明生 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (80240993)
藤原 帰一 東京大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (90173484)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 東アジア / 国際経済 / 安全保障 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、経済相互依存が高い東アジア地域で、安全保障環境が厳しさを増していることに注目し、この地域における経済と安全保障の相互作用を明らかにすることを目的としている。研究の内容は多岐にわたるため、ここではその要点を述べるにとどめる。本年度は本研究の最終年度であったため、研究成果の発表に最も注力した。理論的成果としては、飯田が編集し当研究チームからは鈴木が寄稿した『国際政治』誌特集号が2015年9月に刊行された。安全保障環境が経済におよぼす影響として、研究代表者の飯田は「チャイナ・プラス・ワン」現象に注目していたが、この研究成果を国際ジャーナル(Korean Journal of International Studies)に発表した。この論文はすでに同ジャーナルで最もダウンロード数が多くなっている。2016年1月には、成果発表会を行い、研究チームの中から、飯田・刈部・鈴木が研究報告を行ったが、当初からの海外研究協力者であるデーヴィス教授にもご登壇いただき、活発な意見交換を行うことができた。また本研究の特徴は同時代的関心に触発されながらも、歴史研究を重んじていることに特徴がある。特に各国の国際秩序観の歴史的変遷に注目し、飯田・刈部・平野の寄稿した『レヴァイアサン』誌特集号が2016月4月に刊行の運びとなった。この科研専用のホームページ(http://www.kiida.j.u-tokyo.ac.jp/cn4/index.Kaken.html)を開設し、さまざま統計データをそこに公表した。すでにたくさんの閲覧が行われている。このように、本研究は多数の実績をあげているが、まだ残っている作業もある。例えば、研究代表者の飯田は「経済と安全保障の交錯」をテーマとして英語で研究叢書の執筆を進めているが完成には至っておらず、刊行は2017年になる見込みである。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Remarks |
飯田敬輔研究室HP http://www.kiida.j.u-tokyo.ac.jp/
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Research Products
(35 results)
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[Presentation] 日本の安全保障と中国2015
Author(s)
高原明生
Organizer
日本国際政治学会2015年度研究大会
Place of Presentation
仙台国際センター(宮城県仙台市)
Year and Date
2015-10-31 – 2015-10-31
Invited
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