2015 Fiscal Year Annual Research Report
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25284149
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Research Institution | Kwansei Gakuin University |
Principal Investigator |
橋本 伸也 関西学院大学, 文学部, 教授 (30212137)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
姉川 雄大 千葉大学, アカデミックリンクセンター, 特任助教 (00554304)
吉岡 潤 津田塾大学, 学芸学部, 教授 (10349243)
野村 真理 金沢大学, 経済学経営学系, 教授 (20164741)
小森 宏美 早稲田大学, 教育・総合科学学術院, 教授 (50353454)
福田 宏 愛知教育大学, 教育学部, 講師 (60312336)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ロシア / 中欧 / 東中欧 / 東欧 / 歴史 / 歴史政策 / 記憶 / 記憶紛争 |
Outline of Annual Research Achievements |
2015年度は、引き続き対象地域等における調査・研究の実施に加えて、国際会議開催および研究成果取りまとめに向けた活動を行った。 まず、2015年11月28・29日に関西学院大学文学部大会議室を会場に、本研究課題を中心に京都大学人文科学研究所共同研究班「現代/世界とはなにか?」その他の研究プロジェクトとの共催で、"International Conference:Politics of Memories and Histories and the Conflicts―Comparison and Dialogue between East and West of Eurasia"を開催した。Kinrad H. Jarauschノースカロライナ大学教授(米国)、Lim Jie-Huunソガン大学校教授(韓国)に加えてポーランド、エストニア、ロシア(カリーニングラード)、韓国など計6名の外国人研究者と2名の日本人研究者が報告して、中東欧地域と東アジアにおける歴史と記憶をめぐる政治と紛争化を、ポスト冷戦時代の共時的で相互連関的な現象として捉えるとともに、歴史家・社会科学者の役割について議論した。カンファレンスの成果の刊行に向けて出版社との協議が進行中で、2017年度をめどに出版を期す。あわせて英語版刊行も検討中である。 研究課題全体の成果取りまとめでは、研究代表者の単著刊行(2016年4月)に続けて、研究分担者・協力者が執筆して、『ロシア・ユーラシアの経済と社会』誌2016年7月号で中東欧・ロシアの歴史政治を推進する国家機関について特集する。さらに2017年度に研究分担者・協力者の執筆する論集を出版することで出版社と合意しており、鋭意執筆に向けた準備中である。 なお成果取りまとめに向けて新たに森下嘉之(茨城大学、チェコ史)、重松尚(東京大学大学院生、リトアニア史)を研究協力者とした。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(30 results)