2014 Fiscal Year Annual Research Report
社会規範・政策選好・世論の形成メカニズムに関するパネル調査
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25285093
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Research Institution | Meiji University |
Principal Investigator |
畑農 鋭矢 明治大学, 商学部, 教授 (00303040)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
水野 誠 明治大学, 商学部, 教授 (10361304)
田村 哲樹 名古屋大学, 法学(政治学)研究科(研究院), 教授 (30313985)
水落 正明 南山大学, 総合政策学部, 准教授 (50432034)
堀江 孝司 首都大学東京, 人文科学研究科(研究院), 准教授 (70347392)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | パネル調査 / 世論調査 / 経済政策 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、7,500 程度の大規模サンプルを追跡するパネル調査の実施を核とする。このような大規模調査は一般に高コストの問題から実施に困難を伴うが、本研究ではインターネット・モニター調査を活用し、低コストで大規模なパネル調査を実施する。世論形成に関する基礎的な資料として、この調査によるパネル・データは重要な意義を持つ。 すでに,データの収集、個別の実証分析、プロトタイプモデルの開発などを行ってきた。また、2013年度から2014年度にかけての2年間において調査設計と調査の実施を中心に作業を進めてきた。 2013年度と2014年度において,すでにパイロット調査と2回のパネル調査を実施した。調査票の確定、アンケート結果の基本的な分析に加えて,統計学的手法を用いた応用分析にも着手しており,いくつかの学会報告を行った。また,マーケティング分野において注目され,雑誌『宣伝会議』に寄稿した。HPの公開にも着手しており,収集データも含めて順次公開していく予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
すでに2回のパネル調査を実施した。調査票についてもほぼ確定し,毎回若干の変更を加える程度である。パネル調査が順調に進んでいるため,今後は研究論文の執筆に注力する予定である。また,今後の研究の発展も視野に入れて,パネル調査に実験的な要素を組み込むことも想定している。
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Strategy for Future Research Activity |
概ね順調であるが,補助的作業を依頼する大学院生の確保にやや難がある。
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Causes of Carryover |
選挙時期等の状況により,パネル調査実施時期が3か月程度遅くなったため,調査実施費用を次年度に繰り越した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
パネル調査実施の費用と実施に必要な補助業務に対する人件費として使用する。
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Research Products
(7 results)