2016 Fiscal Year Annual Research Report
Simulation model and policy analysis of multi-mode international logistics between Asia and Europe
Project/Area Number |
25289159
|
Research Institution | National Institute for Land and Infrastructure Management |
Principal Investigator |
柴崎 隆一 国土技術政策総合研究所, その他部局等, その他 (50323514)
|
Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
渡部 大輔 東京海洋大学, その他部局等, 准教授 (30435771)
石黒 一彦 神戸大学, 海事科学研究科(研究院), 准教授 (60282034)
鳩山 紀一郎 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 講師 (60361523)
鳥海 重喜 中央大学, 理工学部, 准教授 (60455441)
加藤 浩徳 東京大学, 工学(系)研究科(研究院), 教授 (70272359)
|
Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
|
Keywords | 国際物流 / 交通工学・国土計画 / 経路選択 / 交通計画 |
Outline of Annual Research Achievements |
最終年度である平成28年度は,これまでの成果を論文や学会発表などの形で取りまとめることを中心的に実施した.なお,成果の一部は引き続き取りまとめ・論文執筆中であり,平成29年度内に投稿・採択見込みの論文等も5件以上(南アジアを対象としたインターモーダル国際物流モデル,中央アジアを対象としたユーラシア大陸のほぼ全域を包含する国際物流モデル,ドライバルク船を対象とした海上輸送経路選択モデル,北極海航路およびパナマ運河拡張を踏まえたLNG輸送パターンの変化予測分析など)ある見込みである.さらに,研究成果をとりまとめた英語書籍がElsevier社から発刊されることが決定した. さらにモデルを用いて,いくつかの具体的なプロジェクト(インド・アンドラプラデーシュ州における新規港湾開発計画や,パキスタンのグワダル港と背後鉄道の整備計画等)に関するシナリオ別の政策シミュレーションを実施した.これらについても,本研究課題で構築したモデルを用いて,引き続き今後もいくつかのプロジェクト(バングラデシュ・マタバリ港開発や,スリランカにおける港湾政策策定など)においてシミュレーション分析を行う予定でる. また,個別課題の成果については以下の通りである.①エネルギー資源の安定輸送を目指すために,種類の異なる輸送手段を考慮し,輸出国で問題が発生し輸入が不可能となるカントリーリスクと輸送中に問題が発生し輸送が不可能となる輸送リスクの2つの観点から,数理モデルを用いて輸入量や輸送手段について評価した.②国際海上輸送について,海賊監視に関する最大被覆問題を拡張したモデルを定式化し,海賊監視システムの最適運用について検討した.③国際航空貨物について,韓国における航空貨物流動の現状とハブ空港戦略に関する政策について調査を行った.④パナマ運河,スエズ運河,鉄道の戦略を協力ゲームにより表現し,協力実現の可能性を検討した.
|
Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|
Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
|