2016 Fiscal Year Annual Research Report
A Comparative Study of Advanced Regions on French Social Support for Needy : Employment Solidarity Income and Social Solidarity Economy
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25301043
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Research Institution | Osaka City University |
Principal Investigator |
福原 宏幸 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 教授 (20202286)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
花田 昌宜 (花田昌宣) 熊本学園大学, 社会福祉学部, 教授 (30271456)
松原 仁美 大阪市立大学, 大学院経済学研究科, 研究員 (70736347)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 社会福祉関係 / 社会的包摂 / 社会的連帯経済 / フランス / アクティベーション / 生活困窮者支援 / 就労連帯所得 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、フランスにおける生活困窮者支援の制度、各地域における運用プロセス、成果を検証するものである。また、この実施にあたって民間レベルで重要な役割を担っている社会的企業・社会的連帯経済の広がりとその役割を明らかにすることをめざすものである。 これまでの調査では、パリ、ナント、リールの3都市圏の調査を行ってきたが、最終年度の平成28年度は、フォローアップ調査として、リールとパリの調査を行った。なお、本来は、昨年平成27年度が最終年度であったが、研究代表者ならびに分担者の花田が大学の役職の仕事に時間を割かざるを得なかったことから、十分の調査研究を実施することができなかった。このため、1年の調査期間の延長をお願いし受理され、平成28年度が最終年度となった。 平成28年度は以下の調査研究を行った。前半期には、これまでの調査研究の成果を整理し、残された調査研究の課題を明らかにした。これを踏まえて、以下の日程と内容で、フランスにおける現地調査を実施した。 平成29年2月27日ー3月3日の期間、リール都市圏(ルーベ市とリール市)、パリ都市圏における社会的連帯経済の実態、それによる社会的困窮者支援について、ヒアリング調査を実施した。訪問先は以下の通りである。リール都市圏にあるルーべ市:副市長B・ソォヴァージュ。現地アソシエーション「アルカディ」。参入作業所「フィブル&co」。リール市:市担当者にInnovation Urbaine(都市再生事業)についてヒアリング。連帯経済のための当事者団体連合組織APES。パリ市:社会的連帯経済地域圏会議CRESS。アソシエーションARIESの活動の視察。 これらの調査研究の成果については、平成29年年5月後半に開催されるシンポジウムなどでの報告が予定されている。また、調査報告書を年度内に取りまとめることを予定している。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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[Presentation] 子どもの貧困2016
Author(s)
福原宏幸
Organizer
鳥取市/NPO子どもらぼ
Place of Presentation
とりぎん文化会館 鳥取県鳥取市
Year and Date
2016-10-16
Invited
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