2017 Fiscal Year Annual Research Report
Andersens The Little Mermaid as a work of world literature. Transdisciplinary research and modeling for application in liberal arts education
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25370374
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Research Institution | Tokyo University of Science |
Principal Investigator |
中丸 禎子 東京理科大学, 理学部第一部教養学科, 准教授 (50609287)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
川島 隆 京都大学, 文学研究科, 講師(移行) (10456808)
加藤 敦子 都留文科大学, 文学部, 教授 (40625448)
田中 琢三 お茶の水女子大学, 外国語教育センター, 助教 (50610945)
兼岡 理恵 千葉大学, 大学院人文社会科学研究科, 准教授 (70453735)
中島 亜紀 (西岡亜紀) お茶の水女子大学, 比較日本学教育研究センター, 客員研究員 (70456276)
秋草 俊一郎 東京大学, 教養学部, 講師 (70734896)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 異界との交流 / 映像 / 音楽 / 高畑勲 |
Outline of Annual Research Achievements |
2017年度は、書籍『高畑勲論集』(仮)の準備を中心に研究を進めた。『高畑勲論集』(仮)は、映画監督・高畑勲を招いて一般に公開したシンポジウム「高畑勲の《世界》と《日本》」(2015年9月1日、於:東京理科大学神楽坂キャンパス)の成果を中心に、高畑作品、および関連する文学・文化を扱う論集である。シンポジウムにより、高畑作品が、東西比較、図像表現、メディア、文学カノンなど代表者・分担者が関心を共有するテーマを多く内包することが明らかになった。異なる言語・異なるテーマを、高畑作品を軸に連動させるため、2015年度下半期以降、代表者・分担者・招聘研究者による『高畑勲論集』(仮)の刊行を目指している。2017年度は、編集会議(2017年8月27日、2018年3月13日)で書籍の構成を決定し、研究分担者の加藤敦子、西岡亜紀、招聘研究者の鈴木彰(立教大学)、井上征剛(山梨英和大学)が、論文集に寄稿予定の論文の口頭プレ発表を行った。 当研究課題では立案当初に想定した「『人魚姫』を例にした教養教育の教科書」に代わり、「他言語の専門領域を持つ若手研究者による超領域的な研究」「高度に専門化した「研究」の枠内にとどまらず、研究成果を教養教育(リベラル・アーツ)に直接的に反映するモデルの提示」という研究目的をよりよく実現すると判断される『高畑勲論集』(仮)により成果を社会に還元する。 2017年度中の書籍刊行は、計画変更、大学・研究機関に所属しない専門家との調整により果たせなかったが、各論文の内容・全体の構成を確定し、目的に照らした研究計画は充分に実施することができた。
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Research Products
(10 results)