2015 Fiscal Year Annual Research Report
リンガフランカとしての英語教育-小学校外国語活動の教員養成ニーズ分析
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25370703
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Research Institution | Meisei University |
Principal Investigator |
田中 宏昌 明星大学, 人文学部, 教授 (90328980)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
大金 エセル 玉川大学, 観光学部, 教授 (60338639)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | English as Lingua Franca / translingualism / young learners / ELF as a strategy |
Outline of Annual Research Achievements |
27年度は、①データ分析と②論文集作成の2つを中心に研究を行った。 ①データ分析については、この3年間で収集した16日分のビデオデータを整理し、22名分のインタビューデータ、2年間元気玉プロジェクト実施後に児童が記入した振り返りシート等を整理し、8回の研究会合を行った。English as a Lingua Francaの枠組みから児童のidentityの変化に焦点を置いた分析を行った。加えて、ストラテジーとしての英語の使用がデータから見られたため、ストラテジーとしての英語使用の観点から分析も行った。また研究協力者は、日本の公立小学校英語教育の現状と今後の展望、市立小学校での取り組みについて論文を執筆し、この4つの観点から執筆された論文集を作成し、ISBN番号を取得した上出版した。この研究を開始する直前にCanagarajaが世界英語はTranslingual Practice であるとした議論の展開を行った。研究成果から小学生のEnglish as a Lingua Franca の使用もTrans-Lingual Practice であるという理解を進めることができた。その結果当初は予想していなかったが、使用されている英語を言語と見るのではなく、実践と理解することが、一般社会の中での英語使用の分析にも大きく貢献することが明らかになった。結果的に研究成果は地方自治体の町おこしにおけるおもてなし英語や、企業内でのプレゼンテーションにも適用した研究に広げることができた。それらは小学生英語を超えた現代の一般的な英語使用を焦点とした研究成果につながった。
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Research Products
(11 results)