2013 Fiscal Year Research-status Report
グローバル化時代における遠隔交流を活用した英語教育と英語教員養成プログラムの研究
Project/Area Number |
25370720
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Research Category |
Grant-in-Aid for Scientific Research (C)
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
與儀 峰奈子 琉球大学, 教育学部, 准教授 (80284933)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
石川 隆士 琉球大学, 法文学部, 教授 (60315455)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 英語教育 / 外国語教員養成 / 遠隔交流 / グローバリゼーション / ICT |
Research Abstract |
本研究は「英語教育カリキュラム」、「英語教員養成」、「現職教員の再教育」の3つの観点に分けて調査・研究が進められた。「英語教育カリキュラム」については、特定の英語科目の中で実施された遠隔交流についての意識調査を行い、琉球大学で全学的に実施されている客観的英語能力試験の結果と比較検討を行った。「英語教員養成」については、「英語科教育法」関連科目の中で遠隔交流を行い、スキルの修得、運用に関することを主としたアンケート調査を実施し、適正運用に関する明確化を行った。 平成25年度の研究実績概要 1.4月から7月:大学英語クラスにおける遠隔交流の導入・展開。グアム大学と遠隔交流協働授業に関する追跡調査。2.8月:前学期アンケートデータの整理 3.9月:「現職教員の再教育」の観点から琉球大学附属中学校英語教諭および中学3年生対象に遠隔交流を実施し授業への導入方法を検討した。4.10月から1月:後学期「英語科教育法」の授業における遠隔交流協働学習および英語模擬授業を実施。それに伴う、教材開発、授業の収録、アンケート調査等を行った。5.2月:後学期アンケート調査の整理・分析。6.3月:研究成果を国際学会で口頭発表し論文にまとめた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
本研究の3つの課題である1)英語教育カリキュラム、2)英語教員養成、3)現職教員の再教育について調査・分析し着実に計画が実施され順調に進展している。*上記1), 2), 3)の実施内容に関しては研究実績の概要に詳細を記す。
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Strategy for Future Research Activity |
本研究の目的達成に向けて2012年からグアム大学とテレビ会議等の交流を行っているが、平成26度は国際学会で協議したマレーシアやシンガポールの教員とのコラブレーションも進める予定である。目的意識を共有する教育機関とのネットワークが拡充され、調査・分析に向けて更に有用な環境整備と素地づくりを行い、研究を遂行する予定である。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
2014 年8月10日から8月15日に行われるWorld Congress of the International Association of Applied Linguistics (AILA)応用言語学国際学会において“Collaborating Across Borders: A Case Study of Videoconference-Enhanced Teacher Training Programs”と題して口頭発表が決定しているが、その学会参加費を2014年1月末日までに支払う必要があり私費立て替えで平成26年1月13日に7万1529円を支払った。平成25年度予算から執行する予定であったのでその分を残した形で進めていたところ、平成26年度予算を使用する必要があるということで私費立て替え払いとなった。よって平成26年度予算で処理する予定である。残りの2万8471円については英語教育関連DVD教材を購入する予定であったが次年度にリニューアル版が出るということで新年度に執行することとなった。 2014 年8月10日から8月15日に行われるWorld Congress of the International Association of Applied Linguistics (AILA)応用言語学国際学会参加費(7万1529円)の立て替え払い申請を行う予定である。また残りの2万8471円については英語教育関連DVD教材等を購入する予定である。
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