2015 Fiscal Year Research-status Report
児童青年の不安・抑うつに対する認知行動療法の有効性
Project/Area Number |
25380959
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Research Institution | Doshisha University |
Principal Investigator |
石川 信一 同志社大学, 心理学部, 准教授 (90404392)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 認知行動療法 / 児童 / 青年 / 不安 / うつ |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は,児童青年の不安障害,うつ病性障害における認知行動療法(CBT)の有効性を検討することである。 前年度より引き続き,先に認知行動療法を実施する(CBT)群とウェイト・リスト・コントロール(WLC)群とに割り付けを行い,CBTの有効性を検証している。 認知行動療法プログラムは,申請者のこれまでの研究で作成されたマニュアルに基づき,同志社大学心理臨床センターの相談員が実施した。本研究で採用される親子参加型の認知行動療法プログラムにおいては,親は全セッションに子どもと一緒に参加する。プログラムは全8回,約2か月で終了する。 2015年度は最終の募集を行った。現時点では最終クールの参加の決定した家族に対して,心理臨床センターにおいて,臨床心理士2名が,随時プログラムの実施を行っている。現時点で,46名がプログラムの参加をしている。 2016年度は,最終クールのプログラムの実施を行うとともに,データの分析を開始する予定である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
最終クールの時点でCBT群23名,WLC群23名が参加しており,おおよそ目標の対象者確保に至った。
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Strategy for Future Research Activity |
現時点で参加している対象者でCBTの実施は終了となる。その後,データをクリーニングし分析に入る予定である。
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Causes of Carryover |
最終クールの対象者に対するCBTが次年度にも継続されることになったため
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
対象者に対するCBTの実施運営資金として使用予定
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Research Products
(15 results)
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[Journal Article] Mental health problems among undergraduates in Fukushima, Tokyo, and Kyoto after the March 11 Tohoku Earthquake.2015
Author(s)
Ishikawa, S., Motoya, R., Sasagawa, S., Takahashi, T., Okajima, I., Takeishi, Y., Essau, C. A.
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Journal Title
Tohoku Journal of Experimental Medicine
Volume: 236
Pages: 115-122
DOI
Int'l Joint Research
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[Presentation] Informant discrepancies in childhood anxiety symptoms: Comparison between clinical and community sample2015
Author(s)
Ishikawa, S., Kikuta, K., Mitamura, K., Yoshimitsu, S., Ono, T., Sasagawa, S., Kondo-Ikemura, K., Sakano, Y., & Spence, S. H.
Organizer
The 49th Convention of Behavioral and Cognitive Therapies
Place of Presentation
Chicago
Year and Date
2015-11-15
Int'l Joint Research
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