2014 Fiscal Year Research-status Report
高校生と大学生の協働による起業家教育プログラムの作成と支援組織の構築
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25381273
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Research Institution | Soka University |
Principal Investigator |
宮崎 猛 創価大学, その他の研究科, 教授 (50440227)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | キャリア教育 / サービス・ラーニング / 高大連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
1高大連携プログラムとして米国におけるSAGEの取り組みを参照し、わが国の教育的土壌を踏まえ、本研究が目指している諸目的を具現化するための組織として2013年度にSAGEJAPANを設立した。本年度はその第1回大会(2014年3月22日実施)における成果と課題について検討を行い、第2回大会実施のための準備を行った 2上記を踏まえ、第2回大会を実施した(2015年3月23日)。第2回大会では9校6チーム(24名)の高校生が参加しその規模を拡大することができた(第1回大会は2チーム8名)。 3第1回大会の立ち上げならびに運営に携わった大学生の市民性意識の変化について、量的・質的データを収集・分析し、2015年11月に米国において開催されるIASLCE(国際サービス・ラーニング学会)での発表のためのプロポーザルを作成・投稿した(審査中)。 *SAGE(セージ:Students for the Advancement of Global Entrepreneurship) 国際社会に求められる問題解決能力やチャレンジ精神などを持つ若者を育成することを目的とした国際組織。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
高校生が社会貢献事業案を大学生の支援をもとに作成するプログラムは、本研究1年目に実現し、2年目にはその規模を拡大して具現化することができた。さらに本プログラムへの参加者からのデータ収集も進んでおり、おおむね順調であるということができる。
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Strategy for Future Research Activity |
1 IASLCE(国際サービス・ラーニング学会)での発表準備を米国の研究者-シアトル大学Jeffrey Anderson教授との共同研究(日米比較)として進める。 2 運営にあたった大学生以外のアクターについて(高校生、大学生サポーター等)のデータ収集を行う 3 第3回大会に向けて、本研究の目的により合致するためのプログラムとしてより充実させる。 4 高校生の国際大会への出場を目指す
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Causes of Carryover |
高校生の社会貢献プログラム国際大会(SAGEGLOBAL)へ日本の高校生の代表が参加する見通しとなった。そのための資料収集、国際大会での支援、データ収集等の費用が見込まれたため、前年度使用額を節減し、次年度に回した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
書籍代、国際大会(韓国)渡航費、ホームページ作成費用等。
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Research Products
(4 results)