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2018 Fiscal Year Annual Research Report

Research on patient information service at hospital patient library

Research Project

Project/Area Number 25460839
Research InstitutionTokyo Gakugei University

Principal Investigator

前田 稔  東京学芸大学, 教育学部, 准教授 (20376841)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2019-03-31
Keywords病院患者図書館 / インフォームドコンセント / 患者の読書環境 / 患者による医療情報の学習
Outline of Annual Research Achievements

●病院患者図書館の現状に関する調査活動について、全国の病院に対するアンケート調査を行った。この調査は約5年ごとに行ってきた調査であり、今回は5300病院を対象に行った。調査項目は下記である。①図書室や本棚の設置状況、②患者向けの図書室や本棚の利用対象、③患者向け図書提供と関わる者、④患者向け図書の運営、⑤患者向け院内提供資料、⑥通話外のスマートフォン・タブレットと患者。
集計中に調整点が判明したため、アンケート結果に関する結果の公表が遅延している状況であり、今後、集計結果について報告を行っていく予定である。
●タブレットパソコン等のデジタル機器の有効性について、iPadで使用できる各種アプリの患者にとっての有効性に関して意見交換を行ってきた。とくに、海外の小児医療との比較を行った。子供達が医療情報を学習できるアプリについては海外製の比率が高く、なおかつ、ゲーム形式となっている傾向があり、インフォームドコンセントの充実を目指すためには、むしろ、各種の絵本のほうが有効である点も現状では存在した。
●図書を通じた感染と患者の清潔感についても引き続き、検討を行ってきた。実験機材を用いて各種の図書における清潔度を測定する試みを行ってきた。紙が水分を吸収する性質があるため、粘着性の物質の付着がある場合以外は、図書を通じた感染は考えにくいという結論に達しているが、一方で、ビニールのブックカバーについては、別途検討が必要であると考えられるに至っている。

  • Research Products

    (1 results)

All Other

All Remarks (1 results)

  • [Remarks] 病院患者図書館研究@東京学芸大学

    • URL

      https://sites.google.com/site/kanjalibrary/

URL: 

Published: 2019-12-27  

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