2013 Fiscal Year Research-status Report
ゼラチン複合型炭酸アパタイトフォームの創製と顎骨再生への応用
Project/Area Number |
25463137
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
藤澤 健司 徳島大学, 大学病院, 講師 (40228979)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
宮本 洋二 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 教授 (20200214)
永井 宏和 徳島大学, ヘルスバイオサイエンス研究部, 准教授 (50282190)
都留 寛治 九州大学, 歯学研究科(研究院), 准教授 (50314654)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 炭酸アパタイトフォーム |
Research Abstract |
①炭酸アパタイトフォームの試作 ポリウレタンのスポンジを鋳型として炭酸アパタイトフォームを作製した。このフォームのアパタイト構造をエックス線回折にて解析した。さらに炭酸基の含有についてフーリエ変換赤外線分光光度計および炭酸・水素・窒素同分析装置で解析した。また、圧縮強度を万能試験機にて測定した。さらにフォームの表面性状を走査型電子顕微鏡で観察し、気孔率をピクノメータにて測定した。 ②炭酸アバタイトフォーム上で培養した骨形成細胞応答と生体為害性の評価 骨形成細胞の接着・増殖・分化に与える炭酸アパタイトフォームの影響について、in vitroで評価した。ディスク状の炭酸アパタイトフォーム上で骨形成細胞を培養し、初期接着および細胞増殖についてMTT assayにて評価し、骨芽細胞への分化はオステオカルシン、オステオポンチン、アルカリフォスファターゼ、1型コラーゲン等の発現をPCRにて評価した。さらに炭酸アパタイトフォームをラット背部皮下に埋植し、生体為害性の評価を脱灰標本を作製した、組織学的評価を行なった。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
研究代表者、分担書ともに時間があまりとれなかった。
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Strategy for Future Research Activity |
当初の計画どおり、研究を遂行し、また昨年度の遅れも取り戻したい。
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Expenditure Plans for the Next FY Research Funding |
動物実験の進行が遅れており、実験費用が次年度に生じた。 主に、進行が遅れている動物実験に使用することを考えている。
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Research Products
(1 results)