2016 Fiscal Year Annual Research Report
The Development of the nursing education program which help the students of studying cinical thinking process
Project/Area Number |
25463370
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Research Institution | Tokyo Health Care University |
Principal Investigator |
横山 美樹 東京医療保健大学, 医療保健学部, 教授 (70230670)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
島田 多佳子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 准教授 (00310409)
駿河 絵理子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (40289806)
小泉 美保 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助教 (10622970) [Withdrawn]
竹内 博美 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助手 (30638755) [Withdrawn]
下田 繭子 東京医療保健大学, 医療保健学部, 助教 (90738395)
平田 美和 東京医療保健大学, 医療保健学部, 講師 (10325988)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 看護基礎教育 / 学生の思考過程強化 / 看護技術教育プログラム / e-learning自己学習教材 / クリティカルシンキング能力 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、看護学生に求められる、対象の状況をアセスメントするための思考に必要な「クリティカルシンキング(臨床推論)能力」を効果的に学習するための教育プログラムを模索するものである。 平成26年度に作成した、学生のフィジカルアセスメント、思考過程強化を目指すためのe-learning自己学習教材を評価するために、平成27年度に本自己学習教材を使用した学生を対象にインタビュー調査を行った。 平成28年度は、昨年度の予定どおり研究成果発表を行った。1つは、平成28年度教育改革ICT戦略大会(2016年9月8日)に、「思考プロセスの強化を目指す自己学習用e-learning教材の開発」という内容で、研究前半で行った自己学習用e-learning教材の開発部分を発表した。学生へのインタビュー結果によると、本教材による理解の深まり、使いやすさに対する肯定的な評価が90%の学生から得られた。 さらに日本看護技術学会第15回学術集会において「看護過程における思考過程強化を目指すe-learning自己学習教材開発ー使いやすさ、学びやすさの観点での学生評価」を発表した。学生からは「e-learning教材でこそ可能な学習内容」「教材内容の良さ」「使いやすさ」等、肯定的な意見があげられた反面、「操作の困難性」「パソコン環境、接続による不便性」等の課題も出された。 現代学生は、パソコンよりスマートフォン(スマホ)を使うことが多いという特徴があげられる。したがって、今後の授業時間外でのe-learning自己学習教材開発については、 教材内容とともに、学生がよりアクセスしやすい手段、方法等も検討する必要があることが示唆された。
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Research Products
(2 results)