2014 Fiscal Year Research-status Report
腹腔鏡下胃がん切除術患者の多職種連携による退院支援システムの開発・実践・評価
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25463439
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Research Institution | International University of Health and Welfare |
Principal Investigator |
糸井 裕子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (20383094)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
福島 道子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (40201743)
郷間 悦子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 教授 (00248759)
鈴木 明美 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 講師 (20525183) [Withdrawn]
金子 順子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助教 (40611679) [Withdrawn]
小野崎 美幸 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助手 (00424052)
竹中 陽子 国際医療福祉大学, 大学病院, その他 (70649772) [Withdrawn]
落合 佳子 国際医療福祉大学, 保健医療学部, 助教 (70611698)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | 腹腔鏡下胃切除術 / がん患者 / 働く世代 / IT / 多職種連携 / ピアサポート / ホームページ / がん看護 |
Outline of Annual Research Achievements |
【問題や疑問に対する回答の作成・ワークショップ開催・ホームページ公開】 平成25年度に実施した調査で明らかになった、腹腔鏡下胃がん切除術を受けた患者様の社会復帰に伴う問題に対して、平成26年度は、医師、看護師、保健師、管理栄養士、理学療法士、ケースワーカー等の多職種で、調査で明らかにした問題や疑問について全12回会議を開催し、検討し、情報提供できる回答を作成した。この情報を「胃がんの手術をされた方をさまざまな専門職でサポート・あなたの社会復帰に向けて一緒に課題を考えます」というホームページhttp://www.iuhw.ac.jp/ipagp/index.htmlを作成し、平成26年11月に掲載、公開した。このホームページのは、WEB版サバイバーシップといカテゴリを設け、患者様の投稿された体験談を掲載し、サバイバー同士の情報交換や共有の機会を作っている。さらに、平成25年度に実施したワークショップ(参加者は患者様)の映像および平成26年度実施した「胃切除術後における食事と運動の多職種連携によるサポート」のワークシップ(参加者は患者様)を「You Tube」形式で公開した。相談窓口についても国際医療福祉大学三田病院のケースワーカーが無料でどなたにも対応できることもホームページで公開している。現在、ホームページの情報ギャラリーを充実するための検討会を行い、5月には、完成の予定である。ホームページ公開を周知するための情報カードを作成し、病棟および外来に設置し、胃を患った患者様に提供し、周知した。 【広報活動】 国際医療福祉大学大学院 公開講座 乃木坂スクールにて講演乃木坂スクールにて「看護ケア本質~その基礎と最新の実践知を学ぶ~」において、「胃がん患者に関する研究と地域貢献」について講演し本研究活動をアピールした。 【活動報告書】 平成26年度の成果報告書を作成し活動内容を広く公開した。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.
Reason
平成26年度の研究計画がほぼ達成できている。 1.平成25年度に特定した問題・疑問についての回答を多職種で作成し、ホームページを作成、公開し情報提供している。 2.また、平成26年度も患者様を対象にワークショップを開催し、多職種で解決策を検討した。ワーク ショップの映像もホームページで公開し情報提供している。 3.ホームページでは、相談窓口を開設し、無料で、ケースワーカーとの相談ができるようにしている。 4.ホームページ上で、WEB版サバイバーシップを立ち上げ、投稿募集で投稿された患者様の体験談を公開し、ピアサポートとしての役割を果たしている。 5.平成26年度活動報告書を作成し、広く周知した。
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Strategy for Future Research Activity |
1.現在のホームページの更新を適時行い充実させる。 2.ホームページを広く周知するため、新聞への掲載、雑誌の執筆を行う予定である。 3.ホームページのアウトカムとして、ホープページを視聴してもらった胃を患っている方に、QOL尺度を用いて、効果を検証する。
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Causes of Carryover |
平成26年度研究報告書の冊子代の納品が4月になってしまった。 ホームページの公開がやや遅れたため、運用補助者への謝金が発生しなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
平成26年度研究報告書の冊子代とホームページ運用・管理の補助者の謝金に使用する。
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Remarks |
本研究の中核となるホームページを作成・公開・運用している。
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Research Products
(1 results)