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2016 Fiscal Year Annual Research Report

Attempt to create a observation test of movement

Research Project

Project/Area Number 25560316
Research InstitutionMie University

Principal Investigator

鶴原 清志  三重大学, 教育学部, 教授 (70172070)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords他者観察能力 / ゴルフ / 弾道測定 / 信頼性 / 妥当性
Outline of Annual Research Achievements

本研究は,運動の実施のフォームから結果を正確に予測できたかどうかを評価する,運動の他者観察能力テスト作成を試みることとした。そこで,ゴルフのスイングフォームから打球の結果,飛距離,球筋等を予測するテストを作成し,ゴルフにおける他者観察能力テスト(ゴルフスイング観察テスト)の作成を試みた。その方法として,①テスト用ビデオの作成:ゴルフ経験者10名をデモンストレーターとし,ドライバーと7番アイアンのスイングを,正面と後方からビデオ撮影した。その際,弾道測定機(SwingBetter Plesio)を用いて,飛距離,目標からのずれ,方向,球の回転を記録した。②ゴルフスイング観察テストの作成:アドレスからフィニッシュまでの動作を20項目のテスト2種類を作成した。1項目につき,飛距離,ぶれ幅,打出角度,球筋の4つについて,解答するものであり,1項目につき4点,20項目で合計80点満点である。③テストの実施:テストは33名に対して実施した。その結果,40項目を用いた信頼性係数の検討においては低い数値(0.328)となった。そこで信頼性を高めるために13項目を抽出したが,技能の優劣による差を見出すことができなかった。さらに,GP分析後の7項目の検討で,技能の優劣による有意な差が認められたが,信頼性係数が低下した(0.681)。
次に,プロゴルファー9名を追加して,42名を対象として新たな分析を実施した。分析方法は、飛距離,目標からのずれ,方向,球の回転をそれぞれの項目ごとに、上位群・下位群において有意差のあった23項目を抽出し、その項目を用いて信頼性係数が最も高くなる処理を実施した結果、高い信頼性係数(0.824)とともに、技能の優劣による有意な差が認められた。この結果から、信頼性と妥当性を担保したテストを作成することができた

  • Research Products

    (1 results)

All 2017

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] ゴルフスイング観察テストの作成を試み2017

    • Author(s)
      鶴原清志
    • Organizer
      日本ゴルフ学会
    • Place of Presentation
      グランドプリンスホテル広島(広島県・広島市)
    • Year and Date
      2017-08-27 – 2017-08-30

URL: 

Published: 2018-01-16  

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