2015 Fiscal Year Research-status Report
病・障害当事者による災害支援活動をめぐる組織間ネットワーク研究
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25590122
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Research Institution | Ritsumeikan University |
Principal Investigator |
渡辺 克典 立命館大学, 衣笠総合研究機構, 准教授 (60509181)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 災害弱者 / 組織間ネットワーク |
Outline of Annual Research Achievements |
日本における病・障害当事者による災害支援活動の歴史について、支援活動を担う当事者団体に着目し、それらの団体が病・障害当事者運動組織から再編されてきた歴史を組織間ネットワーク研究から明らかにする。平成27年度はこれまでの研究活動を通じた共編著『大震災の生存学』(青弓社、2015年11月)を刊行した。『大震災の生存学』では、阪神・淡路大震災と東日本大震災において障害当事者団体による復興活動のほか、高齢者・移住外国人といった人びとの社会関係についての論文を収録することができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
『大震災の生存学』の刊行が1年以上遅れ、かつ、追加調査を中心的におこなう予定であった時期に本務が多忙となったため、分析に遅れが出ている。
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Strategy for Future Research Activity |
追加調査にもとづくデータ・事例収集にもとづく病・障害当事者の運動組織活動とネットワークに関する分析を完了させ、論文作成に着手し、とりまとめをおこなう。
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Causes of Carryover |
2014年度に刊行予定であった成果物の発刊が2015年11月となり、当初の予定より1年以上の遅れとなった。また、追加調査を予定していた時期に本務が多忙となり、計画を予定通りに実施することができなかった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
資料収集・調査については最低限にとどめ、データ分析・成果発表を集中的におこなう。
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Research Products
(2 results)