2015 Fiscal Year Annual Research Report
ゲノム編集による遺伝子ネットワークのin vivo再構成技術を用いた進化発生研究
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25650080
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
三戸 太郎 徳島大学, ソシオテクノサイエンス研究部, 助教 (80322254)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ゲノム編集 / 昆虫 / 発生 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度までに、コオロギにおけるCRSPR/Casシステムによる遺伝子ノックイン技術の開発に成功しており、遺伝子ネットワーク改変実験への応用に向けてノックイン効率の向上のための実験条件最適化を行った。その結果、ドナーベクター無しのノックアウト実験の場合と異なる、ノックイン実験に適したガイドRNA、Cas9の導入量が明らかになった。その成果をもとに遺伝子発現をモニター可能な系統の作製を進めた。発生初期のパターン形成に関わるeven-skippedやhunchbackなどの遺伝子座を標的として蛍光マーカー遺伝子の発現カセットをノックインし、これらの遺伝子のエンハンサーをトラップすることを試みた。その結果、ノックインには成功したものの、マーカー遺伝子による蛍光発現は検出できなかった。Hox遺伝子座では同様の実験が成功しており、遺伝子座によってドナーベクターに使用するプロモーターの種類や、導入部位を検討する必要があると考えられる。一方で、ノックアウト変異体におけるin situhybridizationなどによる関連発現の発現変化についてデータを得ており、遺伝子ネットワークの変化の影響について論文執筆中である。
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Research Products
(9 results)
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[Presentation] Genome sequencing and annotation of the cricket Gryllus bimaculatus, a hemimetabolous insect model2015
Author(s)
Taro Mito, Takehiko Itoh, Hiroya Morimoto, Ray Kajitani, Atsushi Toyoda, Sayuri Tomonari, Masao Fuketa, Takahito Watanabe, Yuji Matsuoka, Sumihare Noji
Organizer
Ninth Annual Arthropod Genomics Symposium
Place of Presentation
米国、カンザス州マンハッタン
Year and Date
2015-06-17 – 2015-06-19
Int'l Joint Research
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