2014 Fiscal Year Annual Research Report
側枝血管の確実な血流維持を可能とする脳動脈治療用カバーステント開発における孔設計
Project/Area Number |
25670628
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Research Institution | National Cardiovascular Center Research Institute |
Principal Investigator |
中山 泰秀 独立行政法人国立循環器病研究センター, 研究所, 室長 (50250262)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
中山 敦好 独立行政法人産業技術総合研究所, その他部局等, 研究員 (10357676)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2015-03-31
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Keywords | ステント / 脳動脈瘤治療 / 血管内治療 |
Outline of Annual Research Achievements |
昨年度の本研究において、カバードステント留置によって瘤の塞栓と側枝血流維持を両立できる孔設計の候補を流体力学的機能評価によって絞ることができた。 本年度はその効果を調べる目的で、実験的に動脈瘤を作製した動物モデルによって検証を行った。実験的動脈瘤は、兎腕頭動脈でエラスターゼ処理することで右頸動脈を一部変性させて動脈瘤化させることで作製した。 カバードステントはバルーンカテーテルにマウントし、カットダウンした大腿動脈に挿入したシースから血管内に誘導した。アンギオ室内にて血管造影しながら動脈瘤の開口部まで進め、バルーンを拡張させることでステントを留置した。ステント留置前後でMRI像を比較し、動脈瘤内並びに作製し動脈瘤近傍に元々存在していた側枝の血流変化を詳細に調べた。動脈瘤内の血流は直後に遅延し、ほぼ動脈瘤は造影されなくなり、造影上消失し、塞栓されたと判断できた。一方、側枝血管の血流はほとんど変化なかった。動脈瘤の塞栓と側枝の開存は3ヵ月後も変化なかった。昨年度行った孔設計を動物実験にて確証を得ることができた。
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Research Products
(5 results)
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[Presentation] Establishment of experimental animal models suitable for feasibility testing in the develop,ent of covered stent for intracranial aneusysms2014
Author(s)
Satow T, Nakayama Y, Hamano E, Mizuno T, Funayama M, Ishii D, Hayashi M, Moriwaki T, Kawajiro H, Nishi S
Organizer
ASNR 52nd Annual Meeting & The Foundation of the ASNR Symposium 2014
Place of Presentation
Montreal
Year and Date
2014-05-17 – 2014-05-22
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