2014 Fiscal Year Research-status Report
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25670905
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Research Institution | Gunma University |
Principal Investigator |
桐山 勝枝 群馬大学, 保健学研究科, 助教 (70412989)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
柳 奈津子 群馬大学, 保健学研究科, 講師 (00292615)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | ヒーリングタッチ / 相互作用 / ヒーラー / ヒーリー / エネルギーヒーリング |
Outline of Annual Research Achievements |
ヒーリングタッチとは、身体面・精神面・スピリチュアル面などをホリスティックにアプローチしていくエネルギーヒーリングである。 研究の目的は、ヒーリングタッチの反応を測定することと、ヒーラー(ヒーリングタッチを実施する者)とヒーリー(ヒーリングタッチを受ける者)との相互作用の検証を行うことである。 実施内容は、客観的指標として、唾液アミラーゼ、血圧・脈拍、心拍変動、脳波を計測する。主観的指標として、JUMACLとアンケートである。アンケートは、ささいなことでも自由に書いてもらえる内容とした。 実施方法は、ヒーラーと疑似ヒーラーに分け、ヒーリーは自分がどちらを受けているかわからないようにした。また、ヒーラーとヒーリーの相互作用も確認するため、各自のアンケート内容に相互性があるか確認した。 現在まで約50名ほどのデータからみられる傾向として、客観的データはヒーラーと疑似ヒーラーでははっきりした違いは見られていない。しかし、主観的指標では、ヒーラーから施術を受けたヒーリーは、疑似ヒーラーから施術を受けたヒーリーと比べて、「温かい」「スッキリした」「体の力が抜けてしばらく動けなくなる」など、あきらかな違いが見られた。 今後も引き続きデータ数を増やし、ヒーリングタッチによってもたらされる様々な現象を明らかにしていく。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
現在までの達成度は、やや遅れている。 理由は、実験で必要な測定器を海外から輸入することになったためと、臨床倫理審査の承認に時間がかかり、実験開始が半年遅れたためである。また、参加人数も少ないうえに、研究者とヒーラー、疑似ヒーラー、ヒーリーの時間の調整が難しく、参加希望はあっても日程が合わず参加できない者もおり参加人数が集まらないためである。
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Strategy for Future Research Activity |
研究対象者として、20~50代の成人200名を目標としていたが、1年間で50名にも満たなかった。原因としては、多くの参加を見込んでいた附属大学病院の看護師の参加がなかったためと考える。 また、ヒーラーが実験場所から遠方の方が集まったため、予定以上に交通費がかかった。今後200名を目標とすると、交通費を含めた人件費が不足する。よって、対象人数を下げ100名以上を目標とする。 27年度前半まで実験データを蓄積し、後半はSPSSを用い統計解析を行い,学会発表の準備を行う予定である。
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Causes of Carryover |
実験で必要な測定器を海外から輸入することになったためと、臨床倫理審査の承認に時間がかかり、実験開始が半年遅れた。そのため、人件費にかかる費用(謝礼、交通費等)を次年度に持ち越すこととなった。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
実験協力者の人件費として、交通費、謝礼(1日5000円)などに使用する。ヒーラーは1日につき、15000円~20000円程度、疑似ヒーラーは5000円程度である。
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