2016 Fiscal Year Research-status Report
Project/Area Number |
25770008
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Research Institution | University of the Ryukyus |
Principal Investigator |
吉満 昭宏 琉球大学, 法文学部, 准教授 (10585227)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | 非古典論理 / 関連論理 / 応用意味論 / 情報の哲学 |
Outline of Annual Research Achievements |
論文一本と書評一本(コスモスは再び崩壊するか(D・ルイス『世界の複数性について』の書評))を公刊できた。特に、論文の方(「関連論理DWの意味論的特異性について」)は、今後の研究方針を示すものとなっている。また、情報の概念についての考察でも、或る一定の見通しを付けることができた。最後に、この研究からの副産物として、批判的思考の研究と授業実践にも一定の成果を上げることができた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
相変わらず関連論理「B」の応用意味論に取り込んでいるが、方向転換として、それより強い関連論理「DW」の応用意味論に取り組んでみたため。
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Strategy for Future Research Activity |
生態学的な情報の概念をベースにして、「B」と「DW」の応用意味論に同時に取り組みたいと思っている。
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Causes of Carryover |
当初の計画(海外から研究者を招待して研究会を開催する)が諸般の事情でできなくなり、また自身の研究の遅れもあり、計画通りの使用ができなかったため。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
関連研究図書の購入と学会・研究会の旅費を中心に使う予定。
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Research Products
(1 results)