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2014 Fiscal Year Research-status Report

大迫コホートを用いた前向き研究による咀嚼機能と食物摂取・栄養状態との関連の検証

Research Project

Project/Area Number 25861821
Research InstitutionTohoku University

Principal Investigator

三好 慶忠  東北大学, 歯学研究科(研究院), 大学院非常勤講師 (10508948)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords咀嚼機能 / 栄養摂取
Outline of Annual Research Achievements

咀嚼機能の低下は、摂取する食品選択の制限、嗜好の変化を惹起し、栄養の質や量を低下させ、低栄養危険を増加させると考えられる。本研究では、グミゼリーを用いた咀嚼機能測定を用いた客観的に評価される咀嚼能力と身体計測・血液生化学的データから栄養状態・食物摂取状況との関連を疫学的手法を用いて解析することを目的としている。平成26年度は、平成26年10月より平成27年3月まで計5回の検診を行った。対象とした岩手県大迫町在住のADLの自立した一般地域住民のうち、大迫町保健センターにおいて研究内容について十分に説明を行い、研究協力の同意の得られた128名(女性72名)に対し、調査を行った。口腔保健・食習慣・口腔衛生状態に関するアンケート調査と歯科検診(現在歯、欠損歯、咬合支持数、欠損補綴状況)、歯周検査、パノラマエックス線写真撮影および血液生化学的検査、高血圧、動脈硬化、糖代謝異常、認知機能、うつ傾向などについての調査を行った。本年度得られた128名のデータと昨年度得られた106名のデータこれまで得られている773名のデータを統合し、解析をおこなっている。
グミゼリーを使った咀嚼機能評価については、14名(女性10名)に協力が得られ、調査を行った。それぞれ、3回試験を施行し、平均値を算出し、各個人の値とした。最大値は279、最小値は86、平均値は157.1±64.6であった。このデータと歯科データ、医科データを結合し、解析を行っている。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

平成25年度に続き、平成26年度も予定していた大迫保健センターでの調査は、全行程終了することができ、データ収集ができている。データの解析・発表は、まだ進められていないが、おおむね順調である。

Strategy for Future Research Activity

平成25年度・26年度に引き続き、岩手県花巻市大迫町における調査を継続、コホートデータを蓄積・充実化し、解析・発表を行う。

Causes of Carryover

物品の消耗が、予定よりも遅かったため、物品の購入が遅れ、使用額と予定額との間に差異が生じている。

Expenditure Plan for Carryover Budget

平成27年度の研究遂行に伴い、物品は、今後購入する予定であるため、大幅な修正は必要ないものと考える。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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