2015 Fiscal Year Annual Research Report
ストレスと咀嚼筋活動を伴う口腔習癖との関連について
Project/Area Number |
25861848
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Research Institution | The University of Tokushima |
Principal Investigator |
高田 奈美 徳島大学, 大学病院, 診療支援医師 (30643803)
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Project Period (FY) |
2013-04-01 – 2016-03-31
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Keywords | ストレス / 咀嚼筋活動 / ブラキシズム |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年6月17日~平成26年10月2日までの期間、産前産後の休暇を取得したため平成26年度はほとんど研究を進めることができなかった。休暇後も育児のため平成27年度の大学での勤務形態が非常勤となり大学で研究に充てられる時間が予想以上に制限され現在までに測定が終了した被験者は15名と当初計画どおりに測定ができなかった。測定は、正午から翌日の正午まで携帯型筋電計(CamNtech 社製Actiwave)、携帯型心電計(Camntech 社製Actiwave Cardio)、携帯情報端末(CamNtech 社製PRO-Diary Motion:電子ダイアリー、睡眠解析可)を装着し、主咀嚼側咬筋筋活動、心電図、加速度の連続測定を行うとともに行動記録を収集した。筋電図の解析は終了し睡眠時と覚醒時の筋活動様式について比較すると、覚醒時は睡眠時と比較して非機能運動時の筋活動発現回数は有意に多く,またその割合は被験者間で異なっていた。筋活動を長時間連続測定し,比較的弱い筋活動を解析対象とすることは,歯牙接触癖(TCH)の診断の一助となり得ると考えられる.現在は心拍のR-R間隔の変動の解析を行っておりストレスの覚醒時および睡眠時の筋活動への影響について検討を行っている。
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