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2014 Fiscal Year Research-status Report

体型別褥瘡予防ケア開発の為の基礎的研究-肥満体型高齢者の褥瘡好発部位の検討-

Research Project

Project/Area Number 25862119
Research InstitutionOsaka Prefecture University

Principal Investigator

岩崎 幸恵  大阪府立大学, 看護学部, 助教 (10635626)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2017-03-31
Keywords褥瘡 / 体型 / 体圧 / 皮膚血流
Outline of Annual Research Achievements

近年、高齢者において、肥満人口の増加が示唆されており、肥満体型が褥瘡発生のリスク要因である、圧迫を引き起こしているという先行研究はあるが、殆どの研究が研究の限界として、対象者数を増やすことや高齢者を検討するという事を挙げている。また、褥瘡予防の一つとして、30度ルールという体位が施行されているが、体型差を考慮したものではない。そこで、本研究ではこの増加傾向にある肥満体型高齢者への褥瘡予防対策の基礎資料とし、体型差を考慮した褥瘡予防方法を提案する事ができると考えている。また、在宅では除圧のための体位変換やベッド挙上・車いす使用時のずれ予防は十分といえず、家族・医師・看護職・福祉職などが一貫したケアを提供する事は重要であると述べられた先行研究もあり、今後在宅医療に移行するという近年の動きも踏まえ、本研究は在宅高齢者の褥瘡予防援助の一助となると同時に一貫したケアを提供をする指標にもなり得ると考える。
研究方法としては、肥満体型高齢者の褥瘡好発部位を明らかにするための基礎研究として、今年度は健康成人女性に対し、実験を行った。
研究の目的、方法、年齢範囲、体型条件を記載した募集要項により応募した成人女性に対し、身長、体重、腹囲、体脂肪率、仙骨部及び臀部の皮膚血流量・体圧を測定した。
測定方法としては、体型データを収集した後、仰臥位時血流量・体圧の測定を30分間経時的に測定し、圧迫を一旦解除するために測定後10分間、背部にクッションを置き、仙骨部及び臀部の圧迫を解除した。その後、頭部挙上30度の姿勢をとり、再び30分間仙骨部及び臀部の皮膚血流量・体圧を測定した。結果については現在分析中である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

4: Progress in research has been delayed.

Reason

研究者が産前・産後休暇及び育児休暇を取得したため、研究の進行が遅れている。

Strategy for Future Research Activity

昨年度実施した実験の被験者数がまだ目標数に達していないため、引き続き実験を継続していくと同時に、健康高齢者に対しての実験準備を進めていく。

Causes of Carryover

研究者が昨年度産前・産後休暇及び育児休暇を取得し、研究が中断したため。

Expenditure Plan for Carryover Budget

今年度の実験消耗品や分析、発表に使用するPC機器などの購入に使用する予定である。

URL: 

Published: 2016-06-01  

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