• Search Research Projects
  • Search Researchers
  • How to Use
  1. Back to project page

2013 Fiscal Year Research-status Report

筋エネルギー消費効率の新評価方法の確立

Research Project

Project/Area Number 25871207
Research Category

Grant-in-Aid for Young Scientists (B)

Research InstitutionNational Agency for the Advancement of Sports and Health

Principal Investigator

有光 琢磨  独立行政法人日本スポーツ振興センター国立スポーツ科学センター, スポーツ科学研究部, 契約研究員 (00616021)

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2016-03-31
Keywords骨格筋エネルギー代謝 / ギブスの自由エネルギー / 31P-MRS
Research Abstract

本研究は、運動時の活動筋内エネルギー代謝の変化を生化学的パラメータを用いて検証することである。重ねて、運動時の筋内(表層・深層部)や筋群(協働筋)間におけるエネルギー消費が異なるかどうかを明らかにすることを目的としている。
平成25年度は、研究成果を上けることはできていない。しかし、平成26年度の研究を実施する上で重要な測定方法の確立に向けて先行研究の調査および予備実験を遂行した。リン酸ケミカルシフトイメージング法(31P-CSI法)を実施する上で問題となる点は、測定に要する時間および運動形態である。本研究での被検筋は、筋線維組成(エネルギー効率)が異なる下腿部の筋(腓腹筋、ヒラメ筋)を測定する予定である。実際に安静時でスペクトル測定を試みると評価できるデータを得られるものの、測定に伴う時間を長く要する事が明らかとなり、ダイナミック運動を継続的に実施しながら測定することが不可能であった。また、運動実施時に継続的短時間で測定することができないため、同じ運動負荷条件で測定する筋の核磁気共鳴分光法(MRS)データが得られないことも明らかとなった。このことから本研究で使用する運動形態を再検討する必要性を感じた。そのため、末梢筋に対して高負荷を与えることが可能であり、測定部の動きや測定データへのノイズが小さくなり、かつ測定時間がある程度確保できる動形態を用いて実施する事を予定している。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

3: Progress in research has been slightly delayed.

Reason

予備実験1および本実験1への移行に時間を要している。
測定方法の確立、条件設定の変更を余儀なくされたためである。

Strategy for Future Research Activity

上記の問題を考慮して、再度、ダイナミック運動時の測定を試みる。その後、本実験を遂行する。
本実験の測定筋に追加して、大腿部の筋を測定する可能性がある。

Expenditure Plans for the Next FY Research Funding

H25年度は、本実験前の予備実験および調査研究に重点を置いていたため、直接経費が少なくなった。そのため、次年度使用額が生じてしまった。
H26年度は、吸入酸素濃度の変化による影響も検討する。そのため、装置の購入に使用する予定である。また、実験実施時における被験者謝金および研究成果発表で使用する予定である。

URL: 

Published: 2015-05-28  

Information User Guide FAQ News Terms of Use Attribution of KAKENHI

Powered by NII kakenhi