2014 Fiscal Year Annual Research Report
分子標的薬物を用いたインプラント周囲骨吸収に対する新規治療戦略
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25893212
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
妹尾 吉訓 九州歯科大学, 歯学部, その他 (30713135)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | インプラント / 有限要素解析 |
Outline of Annual Research Achievements |
インプラントの埋入位置や本数は、患者のCTデータを用いて解剖学的構造やや骨質から診断し決定しているものの、明確な根拠がないのが現状である。そこで申請者は下顎左側第二小臼歯 (5番)および第一、第二大臼歯 (6番・7番) の遊離端欠損に対するインプラント治療の診断目的で撮影した頭部エックス線CT画像から三次元有限要素モデルを構築後、各条件(5番・6番・7番相当部に3本埋入したもの、5番・7番相当部に2本埋入してブリッジにしたもの、6番・7番相当部に2本埋入して近心カンチレバーブリッジにしたもの、5番・6番相当部に2本埋入して遠心カンチレバーにしたもの)において有限要素法による力学解析を行った。上部構造はチタンフレームで連結固定したモデルとした。荷重条件として5番と7番上部に400Nずつの垂直荷重および側方荷重(舌側45度、頬側45度)を付与し、応力分布およびフレームの変位量についての検討を行った。 その結果、カンチレバーの設計は通常のブリッジよりも応力荷重が大きいだけでなく、チタンフレームの変形が大きくなる可能性が示唆された。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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