2013 Fiscal Year Annual Research Report
ヒストン脱アセチル化酵素阻害剤の抗癌活性の新たなスクリーニング法の開発
Project/Area Number |
25893215
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Research Category |
Grant-in-Aid for Research Activity Start-up
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Research Institution | Kyushu Dental College |
Principal Investigator |
藤井 誠子 九州歯科大学, 歯学部, その他 (80714659)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | HDAC阻害剤 / テロメラーゼ / 癌 |
Research Abstract |
ヒト扁平上皮癌細胞(Ca9-22、BHY、HSC-3、HN細胞)および正常上皮細胞(HSEC 細胞)、臨床分離株をin vitro で培養し細胞を維持を行った。これらにKy-2処理を行いWST-1法により細胞増殖能を測定することによってKy-2の細胞増殖能の抑制を確認できた。またKy-2を作用させた細胞に対してFACS解析を行い細胞周期の解析を行った。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
Ky-2を作用させた4つの細胞に対してアポトーシス関連タンパク質の発現同定のためWestern blotting分析を行う予定であったが、Ky-2の細胞周期への作用が細胞によって異なるためターゲットカスケードの検索中である。
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Strategy for Future Research Activity |
アポトーシス関連タンパク質の同定のためWestern blotting解析を進めKy-2を処理後、回収した細胞よりAPGC法にてmRNAを抽出する。サーマルサイクラーを用いて逆転写を行いcDNAの合成を行う。リアルタイムPCRシステムにて設計したプライマーとPCRを行い、インターカレータ―法にてmRNA発現量を定量化、測定する。今回ターゲットとする遺伝子としては、対象細胞が多種になるため、数種のターゲット候補を測定する。テロメラ―ゼの触媒サブユニットであるTelomerase reverse transcriptase(TERT)またテロメアDNA結合タンパクTRF1、TRF2、テロメア末端のループ構造とテロメア伸長反応に関与するMRE11、RAD50、NBS1である。これらの中から有効な遺伝子を選出しターゲットに設定していく。
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