2014 Fiscal Year Annual Research Report
GHQ文書からみたPHW看護課が意図した日本の助産婦
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25893218
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Research Institution | Sapporo University of Health Sciences |
Principal Investigator |
船木 沙織(大竹沙織) 札幌保健医療大学, 看護学部, 助教 (00714396)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 看護政策 / 助産婦 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度は国立国会図書館憲政資料室にて前年度収集できなかった1948年までのDaily Journal(以下DJ)の収集を行った。本研究で必要とされるDJは当初予想した以上に膨大な量であったため、今年度も史料収集に時間を要した。史料収集と並行して公衆衛生福祉局( Public Health and Welfare Section 以下PHW )看護課の意図した日本の助産婦はどのようなものであったかについて明らかにするために、史料の分析を行った。分析史料が膨大であったことから、平成27年2月~3月にかけて、英文史料整理のため謝金として研究費から支出し、分析を行った。 分析した結果、アメリカ合衆国コロンビア大学、ロックフェラー財団文書館で収集した2代目看護課長バージニア・M・オールソン(以下オールソン)の1950年代の手紙、日記からは本研究の看護政策に直接関連する箇所は抽出できなかった。しかし、Weekly Bulletin(以下WB)、DJを中心に分析し、PHW看護課の助産婦に関する情報収集の過程や看護政策の過程を明らかにすることができた。PHW看護課の情報収集および看護政策の過程を詳細に検討した結果、占領以前からPHW看護課は助産婦を看護職の位置づけとして明記していたことが明らかとなった。また、占領直後から助産婦教育に関する情報や助産婦教育の検討がWB、DJの掲載された主な内容であり、PHW看護課が占領前から看護教育改革の一環として意図的に助産婦教育改革を行っていたことが明らかとなった。 分析結果は本研究の成果の一部として平成27年度第29回日本看護歴史学会学術集会に投稿した。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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