2014 Fiscal Year Annual Research Report
高血圧患者における看護介入プログラム開発に向けた自己管理に影響をあたえる要因分析
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25893248
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
五十嵐 涼子 東京医科大学, 医学部, 助教 (60708957)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2016-03-31
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Keywords | 高血圧 / 自己管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究の目的は、高血圧患者が生活習慣を改善し、自己管理を維持するための看護介入プログラム作成のための基礎資料を得ることである。患者の個別性に配慮した多様なプログラムを作成するために、高血圧患者の自己管理能力、疾患理解力、QOLの関係性を明らかにし、自己管理に影響をあたえる要因を明確にすることである。研究者所属施設の倫理審査委員会より2015年1月末日に研究の承諾が得られた。その後、研究協力施設の倫理審査委員会に研究実施にあたっての倫理申請を行い、2015年3月末日に研究の承諾得られた。自己管理能力、疾患理解、QOLを査定する質問紙を用いて2015年4月から2016年3月末日までデータ収集を行った。2016年4月よりデータ入力を行い、5月より分析を開始している。データ収集の結果、N150名であった。疾患理解について、高血圧とはどんな病気であるのかは知っていたが、危険因子や合併症についてはあまり知らなかった。自宅に血圧計を持っている者が7割であったが、毎日、血圧測定をしている者、測定血圧を記録している者、自分の適切な血圧値を知っている者は過半数以下であった。医師の指示おとりに内服しているが、内服薬名が解らない者が過半数以上であった。日常生活行動(食事・運動・休息・睡眠・入浴・飲酒・喫煙)については身体に負担がかからないように気をつけている傾向がみられた。疾患理解が乏しい者は、血圧モニタリングや日常生活行動についての自己管理行動もとれていない傾向がみられた。
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Research Progress Status |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
27年度が最終年度であるため、記入しない。
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