2013 Fiscal Year Annual Research Report
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25893249
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Research Institution | Tokyo Medical University |
Principal Investigator |
安藤 美香 東京医科大学, 医学部, 助教 (90708942)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 妊婦 / 冷え症 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究は、安全で安楽な分娩をかなえる1つの方法として妊婦の冷え予防と対策に着目し、妊娠前及び妊娠中の冷え症が分娩・産褥に及ぼす影響、特に会陰損傷と痛みについて分析し、冷え症と分娩産褥の関連を検討することを目的とした。 協力施設の倫理審査及び研究協力者(協力施設看護職員11名)への説明を行い、平成26年12月より都内のA病院(急性期一般病院)の産婦人科にて調査を開始した。調査対象は心臓血管系の疾患、膠原病、糖尿病を合併していない妊婦とした。1人の妊婦に対し、妊娠34~36週と産褥4日に自記式質問紙調査を行い、調査票を回収できた対象者の妊娠・分娩・産後の状況を診療録より抽出した。 平成27年3月までに収集できたデータは約30件であり、現在もデータ収集中である。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
4: Progress in research has been delayed.
Reason
平成26年5月から11月まで研究代表者が病気療養となり、調査開始時期の遅延が生じた。データ収集は、当初、月25件程度の回収を予測していたが、実際は分娩件数の減少や、合併症の増加による対象者の減少及び、対象者からの研究協力の意思表明が少ないことにより、予想よりデータ収集が遅延している。
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Strategy for Future Research Activity |
必要データ数(初産婦100名、経産婦100名)を収集するため、調査期間を平成28年1月まで延長することとした。また、対象者への募集活動としてポスター貼付の増設や、研究参加者募集リーフレットの配布を行う。
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