2014 Fiscal Year Annual Research Report
訪問看護で起きている暴力の実態と暴力が起きる要因を明らかにする
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25893279
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Research Institution | Hyogo University |
Principal Investigator |
星 智子 兵庫大学, 健康科学部, 講師 (00469975)
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Project Period (FY) |
2013-08-30 – 2015-03-31
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Keywords | 訪問看護 / 暴力 / 暴言 / セクシャルハラスメント / リスクマネジメント / 労務管理 |
Outline of Annual Research Achievements |
本研究では、訪問看護時に利用者・家族から看護師が受ける暴力の実態とそれらの暴力が起きる要因を調査分析し、訪問看護において発生している暴力に対する予防策と暴力を受けた時の対処法を盛り込んだ「訪問看護の暴力対応マニュアル(仮)」を作成し、訪問看護師が就業しやすい環境を整備することを目的とした。 本年度は、訪問看護師が訪問中に受けた暴力について、訪問看護師を対象にインタビュー調査を実施した。また、訪問看護師、元警察官、弁護士、ケアマネージャ等に訪問看護師がなぜ暴力を受ける状況にあるのかについて意見聴取を行った。その結果、暴力を受けやすい状況と受けにくい状況が明らかになった。また、予防策および暴力を受けた場合の対応策について関係者との協議により検討し、現場で発生している暴力の実態とすり合わせ、「訪問看護の暴力対応マニュアル(仮)」の改良を達成できた。 「訪問看護の暴力対応マニュアル(仮)」を用いて、訪問看護師に留まらず、今後さらに充実が求められる在宅医療や在宅介護の担い手である歯科医師、歯科衛生士、訪問入浴サービス提供者等に対しても、訪問中に発生しうる暴力の発生要因と発生を抑止する予防策、発生した場合の対応策について講演を行い、訪問サービス特有の暴力について啓発を行った。
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Research Progress Status |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(2 results)