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2013 Fiscal Year Annual Research Report

バスケットボールのレイアップショットの成功率を高めるための指導法に関する研究

Research Project

Project/Area Number 25934004
Research InstitutionHiroshima University

Principal Investigator

佐 伯 育 伸  呉市立阿賀中学校, 教諭

Project Period (FY) 2013-04-01 – 2014-03-31
Keywords進入角度 / 踏切位置 / 体の向き, 手を差し出す方向
Research Abstract

本研究は中学校体育でバスケットボールのレイアップショットの成功率を高めるための指導法の1つを提案することを目的とした。中学校体育実技の副読本では, ショットに関してのリズムやフォームの重要性は述べられているが, それ以上の説明はあまりされていない。そこで様々な角度からレイアップショットを分析し, 成功率を高めるためには①シュート時の体の向き, 手を差し出す方向, ②ショット体勢に入る時の踏切位置, ③ゴールへ向かう進入角度を, 段階的に, 具体的に指導していくことが重要である。」という仮説をたてた。その上で中学1年生を対象に, 実技指導・意識調査を通して今回の授業実践が適切な指導法かどうかを評価しながら進めていった。第一段階では, ショット時の足の運びのワン・ツーのリズムの習得の重要性を考え, それを習得させることを徹底させた。第二段階では, 「①ショット時の体の方向, 手を差し出す方向は, ウィンド(ボードの白い枠)の縦のラインに向かう。②ショット体勢に入る時の踏切位置は一歩目を制限区域のニュートラルゾーンとする。」ということを身につけさせるためにゴールに比較的近い位置から練習を行った。そして第三段階でより実践的にするために, ③フリースローラインの延長線上, かつスリーポイントラインの外側の場所で, ゴールから見て45度の位置に立ち, その場所から, ドリブルをしながら少し膨らむように進入していく練習をした。第三段階の取り組みの中で現状を把握するために一次テストを実施した。一次テストで課題が発見できるようになると最終段階である。最終段階は教え合い活動である。「踏切位置が近い」「手の差し出す方向がリングになっている」などの課題を出しあい, それぞれがつまずいた段階にもどり, 課題を修正しながら上達していった。その結果, 最終的にレイアップショットの成功率の生徒の平均が授業開始時3本から6本へと高まっていった。

URL: 

Published: 2015-07-15  

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