Research Project
Grant-in-Aid for Scientific Research (A)
J-PARCの10GeV/cK中間子ビームを用いてグザイバリオンを生成し、その励起スペクトルを世界最高精度で測定することで、バリオン内のクォーク・クラスターの役割を解明することを目指す、独自性の高い研究と評価できる。特に、グザイバリオン(1690)の崩壊モード観測によりダイクォーク描像の妥当性を検証することで、バリオン構造の根本的理解への貢献が期待できる。