2018 Fiscal Year Annual Research Report
Mechanisms for providing open access to historical knowledge and information,and the restructuring of methods to permit effective use of historical information
Project/Area Number |
26240049
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Research Institution | The University of Tokyo |
Principal Investigator |
久留島 典子 東京大学, 史料編纂所, 教授 (70143534)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
林 譲 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00164971)
本郷 恵子 東京大学, 史料編纂所, 教授 (00195637)
柴山 守 京都大学, 国際戦略本部, 研究員 (10162645)
有川 正俊 秋田大学, 理工学研究科, 教授 (30202758)
山口 英男 東京大学, 史料編纂所, 教授 (40182456)
遠藤 基郎 東京大学, 史料編纂所, 准教授 (40251475)
木村 直樹 長崎大学, 多文化社会学部, 教授 (40323662)
山家 浩樹 東京大学, 史料編纂所, 教授 (60191467)
馬場 基 独立行政法人国立文化財機構奈良文化財研究所, 都城発掘調査部, 室長 (70332195)
山田 太造 東京大学, 史料編纂所, 助教 (70413937)
近藤 成一 放送大学, 教養学部, 教授 (90153717)
小宮 木代良 東京大学, 史料編纂所, 教授 (90186809)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2019-03-31
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Keywords | データレポジトリ / 知識ベース / API / オープンデータ / 機関間連携 |
Outline of Annual Research Achievements |
前年度に引き続き東大史料編纂所歴史情報システム(以下、SHIPSと略記)が擁するDB群から人物情報を抽出して、人物情報レポジトリへとデータ移行を進めた。他方、最終年度である当年度は、単にデータ蓄積を進めるのみならず、オープンデータ環境を見据えたレポジトリ機能の向上を実践した。蓄積データのRDF化は前年度から着手してきたが、このRDFに対して、新たにデータ利用条件に関するライセンスを一括付与するための機能を設け、検索機能との連動性を担保した。レポジトリ検索システムにおいては、異体字検索を新規に実装するとともに、Creative Commonsライセンスに対応したライセンスマークを表示する機能を新設した。加えて検索結果については、HTMLやCSVに加えてJSONやTurtleといった機械可読な形式での出力を可能とする環境を整え、機械学習,AI,ビッグデータ処理といった新たな汎用的データ活用に対応する構造を整えたところである。 SHIPS-DB群から人物情報レポジトリ参照・応答するためのAPIについては、昨年度「統合型花押データベース」に実装したモジュールの運用を推進することで、実践的な検証を行った。同DBの入力支援を強化するとともに、新たに生成された人物データをレポジトリに回収する構造を整えたことにより、今後、他DBへと機能拡張する道筋を確認することができた。 地理情報レポジトリについては、大きな改変を加えることが叶わなかったが、昨年度開発した外部参照用APIの運用が順調に推移し、国立歴史民俗博物館の「荘園データベース」との安定的な連携を維持することができた。こうした経験をふまえ、外部参照用APIの機能を人物情報レポジトリに拡張するための検討・実験を行った。
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Research Progress Status |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
平成30年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(23 results)