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2016 Fiscal Year Annual Research Report

Panel survey on human value structure embedded in social networks

Research Project

Project/Area Number 26245064
Research InstitutionDoshisha University

Principal Investigator

池田 謙一  同志社大学, 社会学部, 教授 (30151286)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 安田 雪  関西大学, 社会学部, 教授 (00267379)
稲増 一憲  関西学院大学, 社会学部, 准教授 (10582041)
柴内 康文  東京経済大学, コミュニケーション学部, 教授 (60319457)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2018-03-31
Keywordsシングルソースデータ / インターネット / マスメディア / ソーシャルメディア / ソーシャルネットワーク / 情報環境 / 社会参加 / 価値観
Outline of Annual Research Achievements

繰り越し課題となった本研究では、調査対象者の日常のメディア行動に関するシングルソースデータの上に立ったインターネット調査データを取得した。シングルソースデータとは、調査対象者の日常のメディア接触行動の中心である、テレビ接触、インターネット接触(PC・モバイル双方)に関し、一定期間具体的な番組名、インターネット接触先のURL、検索語が全て取得できるデータを指す。こうした調査対象者に対し、本研究ではインターネット調査によって、さらに重要なソーシャルネットワーク、対人コミュニケーション関連の質問文、価値観や寛容性・信頼意識に関する質問文を提示し、回答を得て、調査対象者の日常のコミュニケーション、行動、思考の全体像をデータとして取得した。
より具体的にはシングルソースデータを整備している調査会社との契約に基づき、データ提供の仕様と守秘義務・個人情報保護の確保について契約を交わした上で、このシングルソースデータ対象者に対して、質問紙調査をインターネット調査として実施した。調査はインターネット調査会社のwebサイトを通じて2度、1年間を隔てたパネル調査として実施された。調査第1波は調査期間2017/02/14~2017/02/20に実施した。シングルソースデータ該当者から2360 sをサンプリングし、回答を依頼した。有効回答数は1437 s、回収率は60.9 %であった。第2波調査の調査期間は2018/02/23~2018/03/07であり、前年に2年度目調査に応諾可能と回答した対象者1396 s(前年回答者の9割)に回答を依頼した。有効回答数は1095 s、回収率78.4 %であった(有効回答数/依頼数)。最終のデータはシングルソースデータと調査回答を紐付けし、地域の人口構成でウェイト付けしてまとめられた。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

本研究は平成28年度より29年度に繰り越しをしたものであり、28年度と29年度に、同一対象者に対するシングルソースデータ保有者のパネル調査を実施した。29年度末に無事に調査の実査を終了し、分析を進めている。繰り越し請求した際の計画通りに進捗している。

Strategy for Future Research Activity

シングルソースデータのパネル調査データは全体の整備と分析に多大の時間を要する。
現在は、平成29年度取得の質問紙調査データの整備中であり、この後、シングルソースデータと結合し、さらに平成28年度データとの結合を行わなければならない。科研費の課題自体は終了しているが、論文化するまでの作業が膨大であり、今後着実にその作業を実施していく。

Research Products

(1 results)

All 2017

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] シングルソースデータを用いたメディア利用分析2017

    • Author(s)
      池田謙一
    • Organizer
      ソーシャルメディア・ワークショップSMWS

URL: 

Published: 2018-12-17  

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