2016 Fiscal Year Annual Research Report
Developemnet of Distributed Multi-purpose civil Dam for Flood Control of the Basin
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26282114
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Research Institution | Fukuoka Institute of Technology |
Principal Investigator |
森山 聡之 福岡工業大学, 公私立大学の部局等, 教授 (50136537)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
武藏 泰雄 熊本大学, 学内共同利用施設等, 教授 (10271131)
西山 浩司 九州大学, 工学(系)研究科(研究院), 助教 (20264070)
渡辺 亮一 福岡大学, 工学部, 教授 (50299541)
和泉 信生 崇城大学, 情報学部, 助教 (60553584)
森下 功啓 熊本高等専門学校, その他部局等, 助教 (70735266)
山口 弘誠 京都大学, 防災研究所, 准教授 (90551383)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 雨水タンク / 分散型多目的市民ダム / センサーネットワーク / LoRaWAN / 雨水グリッド / 都市の水循環 / 都市洪水の抑止 / 大規模震災時の水問題 |
Outline of Annual Research Achievements |
◯新たに、センサーからのデータを収集するセンサーノードにはSeeduino Stalker 基板を採用し、AD変換ボードも24bitの高性能型を開発、消費電力を低減するため、10分ごとにスリープから起動して水位等を送出するようにプログラミングした。しかし、数日以内にセンサーノードが停止するという問題が発生した。このため、ノイズ対策を厳重に行うとともに、ハードウエアウオッチドッグタイマーを付設してセンサーノードが停止しても再起動して継続動作することを確認した。 ◯従来用いていたAndroid TabletとWiFi回線によるインターネットへのゲートウエイを、Raspberry Pi と3G回線によるゲートウエイに置き換え、森山邸の雨水タンクの水位センサーに取り付け、安定動作を確認した。 ◯XBeeによるPANは、通達距離が10数メートルと極端に短く、WiFiとの競合の問題があるため、新たにIoT用のネットワークの1つであるLoRaWANを採用した。LoRaWANだと通信速度は遅いが、通達距離が戸建ての2階の屋根に設置した場合でも1.5km程度であることを確認した。 ◯センサーノードから収集したデータはクラウドであるAmazon AWS上でKibanaを用いて任意の時系列データとしてPCやスマホ上で表示できるようになった。 以上より、分散型多目的市民ダム(雨水グリッド)における、雨水のモニタリングと制御技術の情報基礎が確立されたと考える。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(24 results)