2017 Fiscal Year Annual Research Report
Manifest Destiny and Planetary Imagination of 21st century
Project/Area Number |
26284043
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Research Institution | Seikei University |
Principal Investigator |
下河辺 美知子 成蹊大学, 文学部, 教授 (20171001)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
巽 孝之 慶應義塾大学, 文学部(三田), 教授 (30155098)
舌津 智之 立教大学, 文学部, 教授 (40262216)
日比野 啓 成蹊大学, 文学部, 教授 (40302830)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2018-03-31
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Keywords | マニフェスト・デスティニー / 半球分割 / 情動 / 環大西洋 / 環太平洋 |
Outline of Annual Research Achievements |
四年間のプロジェクト最終年度である平成29年度は、本研究の中心テーマであるマニフェスト・デスティニー、情動、惑星的想像力という3つの概念を一つの地点へ収斂させようとする方向で研究がすすめられた。 平成29年度は、アメリカ国家の拡張運動を地球規模の中で見る企画として研究会を計4回行った。①古井義昭2017年7月28日 「Networked Solitude:John Marr and Other Sailorsにおける孤独の共同体」 ②フランソワ・スペック「ソローと西漸の神話」2017年9月28日 ③ 白川恵子「北米英領植民地保全のために:奴隷反乱・陰謀との闘い」2017年12月11日 ④基調発表:渡邉克昭「ポストモダン・アメリカの現在形:デリーロ文学における微粒子」およびワークショップDon DeLillo, “The Starveling”を読む:近藤佑樹、田浦紘一朗、冨塚亮平 また、年度末に4年間のプロジェクトの総括としてシンポジウムを行い、同時にこれまで研究会で発表した講師、および参加者と本テーマの21世紀的意義について討議した。「最終年度特別シンポジウム:マニフェスト・デスティニーと21世紀アメリカ合衆国の現実」、日比野啓「演じられるマニフェスト・デスティニー」舌津智之「歌われるマニフェスト・デスティニー」下河辺美知子「マニフェスト・デスティニーの発生現場」巽孝之「帝国の進路」 プロジェクトメンバーは「明白なる運命」の心理的・精神的効果がアメリカ国民の情動を操作するナラティブとしていかに機能してきたかに焦点をあてて研究を行い、平成29年度の研究代表者および研究分担者三名の業績は、合計で、著書4点、論文6点、学会発表10回(含招待講演)に及ぶ。また、このプロジェクトの成果論集を出版するための準備を始めており、執筆予定者確定、出版社との打ち合わせが済んでいる。
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Research Progress Status |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
29年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(20 results)