2016 Fiscal Year Annual Research Report
Basic Sociological Study of the Military Culture in Contemporary Japan
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26285111
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Research Institution | Kyoto University |
Principal Investigator |
吉田 純 京都大学, 人間・環境学研究科, 教授 (40240816)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
高橋 三郎 京都大学, 人間・環境学研究科, 名誉教授 (80033736)
高橋 由典 京都大学, 国際高等教育院, 特定教授 (80137299)
伊藤 公雄 京都大学, 文学研究科, 教授 (00159865)
新田 光子 龍谷大学, 社会学部, 教授 (70033751)
島田 真杉 京都大学, 人間・環境学研究科, 名誉教授 (10108962)
河野 仁 防衛大学校(総合教育学群、人文社会科学群、応用科学群、電気情報学群及びシステム工, その他部局等, 教授 (80531764)
植野 真澄 東洋大学, 文学部, 助教 (50446275)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 軍事文化 |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度に歴史社会学的観点から、平成27~28年度に比較社会学的観点から、それぞれ実施した、(a)メディア・大衆文化に表現される戦争・軍事組織のイメージ、および(b)軍事組織に固有の文化に関しての、インターネット意識調査、文献調査、映像資料調査、博物館・資料館等の現地調査、および研究者・実務者へのインタビュー調査によって得られた研究成果の集約・体系化をおこなった。 また、平成27年度までの研究成果の中間報告として、関西社会学会第67回大会シンポジウム「戦争と軍事文化の社会学」(平成28年5月29日、大阪大学)において、研究代表者・吉田純が平成27年度インターネット意識調査に基づく報告「メディア/ポピュラー・カルチャーにおける戦争と軍事――WEBモニター調査に基づく計量分析」をおこなった。このシンポジウムには、研究分担者・高橋三郎も討論者として参加し、吉田を含む3名の報告者と討論をおこなった。 インターネット意識調査 (軍事・安全保障問題に対して関心の強い層を対象としたモニター調査) については、平成27年度調査(設問36)の回答者1000名に対し、平成28年8月、さらに30の設問を追加した追跡調査を実施し(有効回答者628名)、両調査の結果を総合的・統計的に分析した。 以上の研究成果の公開のための出版計画を詳細に検討した結果、『現代日本のミリタリー・カルチャー』(仮題、青弓社)を平成29年度中に出版する予定となった。本書により、戦後日本ないし現代日本の軍事文化の全体像を体系的に呈示し、軍事文化という新たな研究領域の開拓・発展のための基盤を提供できる見込みである。
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Research Progress Status |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Strategy for Future Research Activity |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Causes of Carryover |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
28年度が最終年度であるため、記入しない。
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Research Products
(12 results)
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[Presentation] Image of “Enemy” in Japanese Boys’ Culture2016
Author(s)
ITO, Kimio
Organizer
Bristol-Kyoto Workshop : Deterritorialising Visual Theory and Culture: Anglo-Japanese Encounters School of Geography
Place of Presentation
University of Bristol, United Kingdom
Year and Date
2016-07-26 – 2016-07-27
Int'l Joint Research / Invited
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