2014 Fiscal Year Research-status Report
コミュニティバスを利用した高齢者のお出かけ案内システム“しまナビ”の開発
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26350062
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Research Institution | Hiroshima National College of Maritime Technology |
Principal Investigator |
岡山 正人 広島商船高等専門学校, 流通情報工学科, 教授 (70194412)
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Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) |
岡村 修司 広島商船高等専門学校, 流通情報工学科, 教授 (10213969)
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Project Period (FY) |
2014-04-01 – 2017-03-31
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Keywords | 過疎地交通 / 公共交通の利用促進 / 情報システム |
Outline of Annual Research Achievements |
平成26年度では、”しまナビ”の根幹となうシステムの構築を目指した。具体的には、島内を移動するバスに電光掲示板を取り付け、役場、フェリー乗り場にタッチパネル端末を設置するとともに、島内を移動するバスの現在位置、乗り継ぎ情報、利用する施設のリアルタイムな情報などを配信・閲覧できるシステムを開発を進めた。
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Current Status of Research Progress |
Current Status of Research Progress
3: Progress in research has been slightly delayed.
Reason
概ね目標としていたシステムの開発は終了したものの、実証実験の遅れにより動作の確認作業が少し滞っており、システムの安定的動作について確認がとれていないため。
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Strategy for Future Research Activity |
26年度開発したシステムについて、実証実験を進めるとともに、1)乗り継ぎ情報を提示するシステムや、2)利用者に提示する情報の入力システムを開発、3)提示する情報の内容や表示方法について研究を行う。
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Causes of Carryover |
申請時に購入を予定していた“しまナビ”システムの端末・サーバについて、業者保有の設備にセキュリティ上の問題があり、改修を必要とした。この回収は今後も定期的に必要であることがわかったため、レンタルとした。そのため、当初の購入に比べ入手価格が下がり、次年度使用額が発生した。
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Expenditure Plan for Carryover Budget |
高齢化や過疎といった面での実態調査を追加で行うことを計画している。大崎上島町と同様の島嶼部への旅費として使用する。
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Research Products
(2 results)