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2016 Fiscal Year Research-status Report

ジェンダーとスポーツからみた女子ラグビーをめぐる文化人類学的研究

Research Project

Project/Area Number 26350807
Research InstitutionMorioka Junior College,Iwate Prefectural University

Principal Investigator

原 英子 (草場英子)  岩手県立大学盛岡短期大学部, その他部局等, 教授 (80180991)

Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywords女子ラグビー / 国民体育大会 / ジェンダー
Outline of Annual Research Achievements

2016年8月にリオデジャネイロで開催されたオリンピック、それに10月に岩手県で開催された国民体育大会で、ラグビーフットボールの女子種目がはじめて正式種目として導入された。そこでラグビーフットボールのはじめての大会にむけて選手を集める各地域の状況や女子選手や関係者へのインタヴューをおこなった。
現地調査は、第一に国体予選にむけて練習していた女子ラグビーチームへのインタヴュー調査、第二に岩手国体での女子ラグビーチーム、ならびに関係者へのインタヴュー調査をおこなった。
予選前の調査は、8月初旬に九州の女子ラグビーチームを訪問した。九州の女子ラグビーは、第69回長崎での国民体育大会で、九州各県の女子代表選手によるエキシビションマッチをおこなっている。調査は先の熊本地震の被災地であり、なおかつ2019年に日本で開催されるラグビーワールドカップの開催県である熊本県熊本市の女子ラグビーチームと大分県大分市の女子ラグビーチームの2都市、2チームで調査をおこなった。
第二の第71回岩手国体は、10月1日から11日までの11日間開かれたが、そのうちラグビーの試合期間は、3日から7日までの5日間おこなわれた。会場は八幡平市と釜石市の2箇所に分かれていた。15人制少年男子の八幡平市と7人制成年男子と7人制女子の釜石市であった。女子の試合は10月6日と7日の2日間おこなわれ、参加都道府県は10であった。この大会で集まった女子ラグビーの高校生選手や大学生選手、それに社会人選手、ならびに監督や女子審判などへインタヴュー調査をおこなった。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

岩手県での国民体育大会へむけ、予選への練習をしていた女子ラグビーチーム、ならびに国体に参加した選手や関係者等へのインタヴューをおこなった。

Strategy for Future Research Activity

これまで集めた資料を整理し、分析、考察をおこないながら、さらなる資料の収集をおこなっていく。特に今年は女子ラグビーワールドカップがおこなわれるので、関連資料を収集したい。

Causes of Carryover

イギリスなどヨーロッパでの調査を予定していたが、ヨーロッパで調査をするための十分な調査期間の確保ができず、行くことができなかった。そのため、その旅費が次年度使用となっている。

Expenditure Plan for Carryover Budget

今年度はヨーロッパでの調査をおこないたい。

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Published: 2018-01-16  

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