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2014 Fiscal Year Research-status Report

女子大学生の月経・基礎体温を利用した生活習慣・食習慣改善プログラムの構築

Research Project

Project/Area Number 26350838
Research InstitutionUniversity of the Ryukyus

Principal Investigator

玉城 陽子  琉球大学, 医学部, 助教 (70347144)

Co-Investigator(Kenkyū-buntansha) 遠藤 由美子  琉球大学, 医学部, 准教授 (90282201)
大嶺 ふじ子  琉球大学, 医学部, 教授 (40295308)
Project Period (FY) 2014-04-01 – 2019-03-31
Keywords基礎体温 / 食習慣 / 生活習慣
Outline of Annual Research Achievements

本研究は、月経・基礎体温の変化と生活習慣・食習慣との関連を明らかにし、月経・基礎体温を使用しての健康管理プログラムを作成することを目的としている。
対象は、本年度当学科に在籍していた女子学生である。研究内容の説明会を2回開催し、同意を得たものは88人であった。そのうち基礎体温記録および質問紙を提出したものは21人(回収率23.9%)27周期であった。
基礎体温記録を松本の分類により7型に分類した。Ⅰ型2周期(7.4%)、Ⅱ型1周期(3.7%)、Ⅲ型1周期(3.7%)、Ⅲ´型2周期(7.4%)、Ⅳ型3周期(11.1%)、Ⅴ型5周期28.5%)、Ⅵ型3周期(11.1%)、判別不可10周期(37.0%)であった。月経周期が正常であったものは18人(85.7%)、稀発月経は2人(9.5%)、正常と稀発月経両方あるものは1人であった。月経持続期間が正常であったものは17人(81.0%)、過長月経は1人(4.8%)、記録なしが3人(14.3%)であった。排卵の可能性の有無については、排卵の可能性が高いものは8人(38.1%)、排卵と無排卵の両周期があるものは1人(4.8%)、無排卵の可能性があるものは6人(28.6%)、不明のものは6人(28.6%)であった。黄体機能が正常である可能性が高いものは3人(14.3%)、黄体機能が低下している可能性があるものは12人(57.1%)、不明のものは6人(28.6%)であった。
月経周期や月経持続日数は正常であるものが多かった。無排卵の可能性が高いもの、黄体機能が低下している可能性が高いものが多く、現在生活習慣・食習慣との関連を分析中である。次年度は、分析結果を元に生活習慣・食習慣を改善するための介入研究を実施する予定である。

Current Status of Research Progress
Current Status of Research Progress

2: Research has progressed on the whole more than it was originally planned.

Reason

研究の進行については、倫理審査会の承認が2ヶ月遅れたことにより、調査開始が遅れた。当初の計画では調査期間(基礎体温測定期間)を7月~10月としていたが、同意者が少ないことにより回収数を増やすために調査期間を8月~2月とし、定期的に呼びかけることとした。
月経・基礎体温の分類は計画どおり3月で終了した。
現在は月経・基礎体温と生活習慣・食習慣との関連を分析している。その分析結果をもとに、関連した内容の生活習慣・食習慣についてリーフレットを作成し調査結果とともに配布する。

Strategy for Future Research Activity

今年度の調査対象者のうち同意を得られたのは88人であり、そのうち調査結果を回収できたのは21人と少なかった。今後の課題は調査同意者を増やし、基礎体温測定を継続できるようにすることである。
今年度は新1年生と昨年度同意を得られなかった対象者に研究説明会を実施し、各学年の研究協力者をつのり定期的に呼びかける体制を強化し対象者を増やすこととする。
今年度、同意を得たが基礎体温記録を提出しなかった理由を聴取し、できるだけ調査に参加してもらえるように依頼する。
調査同意者が少なかった場合は、10月にも再度説明会を実施し、2期に分けて調査を実施する。

Causes of Carryover

婦人体温計が今年度のみ割安にて購入できるため、予定を変更し3年間分を購入した。また、生活習慣や食習慣だけでなく精神状態の調査を加えたため、精神健康調査票(GHQ28)を購入した。旅費を物品費に充て、学会発表を次年度に実施することにより、その差額分が発生した。

Expenditure Plan for Carryover Budget

当初の計画には入っていなかったが生活習慣や食習慣に加えて、精神状態の調査をするため、次年度の精神健康調査票(GHQ28)購入に使用する。

  • Research Products

    (1 results)

All 2014

All Presentation (1 results)

  • [Presentation] The Relationship between the Maternal Nutrient Intake, the Physiological Factors and Birth Weight of the Term Infants in Okinawa2014

    • Author(s)
      玉城陽子
    • Organizer
      The 46th APACPH CONFERENCE
    • Place of Presentation
      Kuala Lumpur, Malysia
    • Year and Date
      2014-10-17 – 2014-10-19

URL: 

Published: 2016-05-27  

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